~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

「気づき」~初女さんは凄いな~

2018-03-23 14:17:03 | 日記

明日のおむすび講習会に向けて、もう一度

初女さんも本を読み返してみて、ちょっと驚き

ました。

お米を洗うとき、「水が透き通るまですすぐという

人もいますが、私はその一歩手前くらいで

止めています。」と書かれているのですが、

もっと前に出た本を見ると、「お水が濁らなく

なるまで洗ったら…」と書いてあるのです。

初女さんは、今よりもっと美味しくするためにと

その思いで食と向き合われていたんだな~と

あらためて感じました。

お米の洗い方も、そこまで心をかけて

いたんですね。

毎日のことだから、習慣の様にやってしまって

いますが…

水加減を決める時の初女さんの真剣さは、

声がかけられないくらいでした。

私も息を止めて見入っていましたが、

あの微妙な水加減は、神業のようでした。

イスキアのスタッフも「私らだってわからないよ」

と、言ってましたから…

初女さんは「微妙なことですが、毎日観察して

いればわかるようになってきます。」と言われて

いますが、ぼんやりしていたら

いつまで経っても分からないのでしょうね。

初女さんの言葉が、ずしんと来ます。

「今日と明日と同じ日というのは嫌い。

どんな些細なことでもいいから、

今日と明日は違わないとダメ。

だから今の年齢でできることを精一杯やるのです。

精一杯生きていれば、必ず気づきがあるものです。

そして、どんな些細な気づきでも、気づいたことを

体験にまで高めようと努めていれば、

長い年月の間に、それが必ず大きな積み重ねに

なるのです。

そのような気持ちで生きていると、

年を重ねればこそわかってくることが、

増えていきます。

            佐藤 初女」

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