~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

初女さんのお料理

2018-03-22 23:02:22 | 日記

2月に仕込む予定だったお味噌を、今日やっと

仕込みました。

圧力釜を使って大豆を煮ると早いのですが、

お豆の身になったら、ことこと煮る方が

いいだろうな~と思い、土鍋で煮たら時間が

たっぷりかかりました。

でも、お豆の甘みが十分に引き出されていて、

初女さんの言われていた手を掛けるとは

こういうことなんだなと、思いました。

仕込み終わった時に、今年も瓶に「ありがとう」と

書いて貼り、初女さんのおむすびを結んでいる

チラシも貼り、蓋をボクネンさんの

カレンダーで包んで、全てのいい波動が

お味噌を美味しくしてくれますように!

そんな願いを込めて、今年の仕込みは終わり

ました。

初女さんは、お味噌は簡単だから家で作ると

いいですねと言われてました。

毎年夏に森のイスキアに招待していた

養護施設の子ども達にお味噌作りを教えていたと

聞きました。

海外でもお味噌を作っていました。

私が、初めて初女さんを訪ねた時、朝ごはんを

用意して下さっていて、おむすびに大きな器に

入ったお味噌汁がありました。

初女さんが、旅館などで出る小さなお味噌汁は

嫌なの。たっぷり食べたいものね。と言われたのを

今でも覚えています。

初女さんは「おいしく食べて、そのことが心に

深く残る。

そのような料理を作りたいと、私はいつも考えて

います。

でも、どこがその人の心に響くのか分かりません。

十の工程で仕上がるものがるとすれば、どの工程

にも手を抜かないで、すべてに心をかけて

やらなくてはいけないと思います。

時間と手数をかけただけ心がこもっているから

でしょう。

一つ一つを丁寧にすると、不思議なくらい

伝わります。」と言われています。

初女さんの丁寧なおむすびを伝えていけたらと

思っています。

24日のおむすび講習会、おむすびを通して

初女さんの思いも届いたらいいな~

お待ちしています!


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