作家の田口ランディさんや、ピアニストの
ウォンさん達が2011年から行っている
東京慰霊祭に行ってきました。
南相馬からいらした高橋さんのお話は、
原発事故に対し、傍観者である自分を改めて
突き付けられた気がしました。
そして、一年に一回この日だけ奏でられる
ウォン・ウィンツァンさんと上畑正和さんの
即興演奏は祈りの音となり会場を包み込みました。
石牟礼道子さんの追悼イベントから駆け付けた
ランディさんが、今回のテーマである「会いたい」
を言葉にして天に放っていきました。
それは、私の心の奥底に沈めていた思いでした。
涙があふれ、大切な人を亡くした人たちと
心が繋がっている、同じ思いを抱え
今を生きているんだと思いました。
東京慰霊祭も7回目、私は4回参加していますが
祈りが深くなっているのを感じます。
会いたい…
唯々、会いたい…