昨日は石碑巡りに、浅草界隈を歩きました。
隅田川の桜を始めてみましたが、見事でした。
横須賀から浅草に行く途中、窓から見える風景の
中に、桜が必ずあるのです。
やはり、日本人は桜が好きなんだなと、
つくづく思いました。
もうすぐ4月です。
4月というと、スタートの季節のようで
学生さんなどは、夢と希望に胸を膨らませて
いるかもしれません。
初女さんは、夢や希望がないわけではありませんが
一度も、その実現に向かって綿密に計画を立てたり
猛進したことはないそうです。
なぜなら、時が熟せば必ず道は拓ける
「その時」は自然に訪れるものだと信じているから
だと、言われています。
70歳で「森のイスキア」を始めたと聞いた時
本当に驚きましたが、初女さんはそのことに
向けて、特別なことをしていた訳ではなく、
日々の生活を続けてきたというのです。
「今日という日をしっかり受け止めて生活して
いれば、必ず進むべき道は拓かれると信じて
いると…
私は、初女さんに出会うまでは、人生とは
自分で切り拓いていくものだと思っていました。
夢があれば、その夢に向かって猛進しなければ
実現しないと思っていたのです。
初女さんは『「一寸先は闇」という言葉があるうに
どんなに考えても明日のことはわからないもの。
確実なのは「今」だけです。
確実な今、今日という日をしっかり生きることが
何より大事であり、そうしていれば「その時」は
訪れると思います。』と、言われています。
人生も、日々の今の積み重ねなんですよね。
「今ほど確かなものはない」この言葉を
初女さんから、何度聞いたことでしょう…
道は拓くものではなく、自然に拓けていく
ものだと、初女さんから学びました。