~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

終りが始まり

2015-10-16 23:06:36 | 日記

昨日、敬愛するkさんと話していて

「終わりは始まりなのよ」と、言われました。

終わりは始まり…

そうか、終わりは新たなる始まりに繋がっていくと

いうことだろうか…

終わりは、無くなることではない

終わりは絶望ではない

それは又、いのちに対しても同じこと

死が終わりではなく、始まりだということ

息子の死は、新たなるいのちの始まりだった…

終りが始まり

深い言葉だな~

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虹をみました~

2015-10-15 22:50:03 | 日記

北海道で秋を満喫して来ました。

紅葉真っ盛り、四季のある国に生まれた幸せを

感じました。

白樺の紅葉は初めてで、葉を落とした白樺しか

知りませんでしたが、黄色い葉がとても可愛く

雪の中に静かに佇む白樺になる前に、こんな

チャーミングな姿をしてい

るのかと、嬉しくなりました。

紅葉だけではなく、北海道にいる間に3回も大きな虹が

出たのです。

虹を見ると、生きていることを祝福されている気持ちに

なるのはなぜでしょう…

天と繋がっていることが、じかに感じられるような…

初めてイスキアに行ったとき、帰りの列車の中から

観た虹が忘れられません。

あの時、虹を見ながら「私は子供の死を、いつの日か

感謝と喜びを持って受け入れられる日が来る」と

何の根拠もないのに、確信を持って思えたのです。

虹の持っているパワーでしょうか…

そして、夜には雪を見たのです。

初雪は、新たなるスタートと聞きました。

紅葉と虹と雪

この自然からのメッセージだけでも充分に力を

頂いたのに、空港では初女先生から「直さん、

落ち着いていなさい」と、何もお話していないのに、

私の心のうちがみんな解っていて下さる様な

お言葉を頂きました。

私、頑張りま~す!

 

 

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静けさを求めて

2015-10-11 21:20:46 | 日記

昨日、『「いのちのエール」を少し読んだら胸が

一杯になって、涙が溢れてきました。』というメールが

届きました。

編集者のYさんが、思い出しただけで涙がでるんですと

涙を拭っていたのが、思い出されます。

初女先生の深さが、静かに伝わってくるのです。

静けさをたたえた人が、本当に少なくなって

私たちは、その静けさに包まれたいと心のどこかで

思っているのです。

初女先生の静けさが、魂が求めている静けさかも

しれません。

明日、この波立った私の魂を静めるために

初女先生に会いに行ってきます。

 

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今 再びフランクル

2015-10-10 18:53:11 | 日記

息子の机の上に、フランクルの「夜と霧」のテキストが

置いてありました。

何だか、私に読みなさいと言っている気がしました。

表紙には「絶望の果てに光がある」と書いてあり

次のページには、「どんな時にも人生には意味がある」

と、記してあります。

ランディさんは、悩みがあるとき、あ~というものが

出てきて、初めて掴む藁が仏教と、言ってました。

悩みがないときは、ただの学問になってしまうと

フランクルもそうかもしれません。

悩み苦しんでいるからこそ、求めている光に

フランクル言葉の深さ、そしてそのことが真実で

あると、感じることが出来るのだと思います。

  『人間が人生の意味は何かと問うに先立って

人生のほうが人間に問いを発してきている。

だから人間は、ほんとうは生きる意味を

問い求める必要なんかないのだ。

人間は、人生から問われている存在である。

人間は、生きる意味を求めて人生に問いを

発するのでなく、人生からの問いに答えなくては

ならない。

そしてその答えは、人生からの具体的な問いかけに

対する具体的な答えでなくてはならない

                ビクトール・フランクル』

フランクルは深いな~

今、再びフランクル…です。

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初女先生のお言葉

2015-10-08 19:38:58 | 日記

初女先生が、分かち合いの時に「先を考えるから

不安になるの、今ここを生きて下さい。」と

言われているのを何度聞いたことでしょう。

私は、その度に「そうなんだよ、今を生きるなんだよ」と

思っていたのに…

自分のことになったら、先生のお言葉は

すっかり忘れて、先のことばかり考えて不安に

なっているのです。

初女先生のお言葉は、素朴だから何だか

分かった気になってしまうのですが、

「先を考えるから不安になる、今を生きる」

この言葉は、腹をくくってないと出来ないことです。

人間はああでもない、こうでもないとつい先の

ことを考えてしまうのもです。

今を生きる

当たり前のようですが、なかなか今を生き切れて

いません。

だから、先を考えてしまうのです。

あんなに聴いていた先生のお言葉が、私の

体の中心を貫いてなかったことに、今頃

気がつきました。

先生のお言葉は全て体験から出てきているので

初女先生の歩いてこられた道は、どれほど

深く険しいものだったか…

今私は、この言葉としっかり向き合わなくては!

 

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いのちのエール

2015-10-07 22:19:07 | 日記

昨日は、御茶ノ水で行われたランディさんのイベントに

行ってきました。

そこで、先行販売となった

「いのちのエール 初女おかあさんから娘たちへ」を

http://www.chuko.co.jp/tanko/2015/10/004773.html

手にしました。

私の好きな緑色が目に鮮やかに飛び込んできます。

表紙の写真を見ていると、8月にランディさんと

イスキアを訪れた時の、あの日あの時が立ち上がって

来るようです。

初女先生が、ランディさんに書いてほしいと言われ

ランディさんが、長い間温めて来た思いが、この本に

溢れています。

そして、二部には去年の逗子の対談と分かち合い

『深き森の語らい』が収められているのです。

感謝と感動で胸が一杯になりました。

本の奥付の初版発行がお二人のお誕生日

10月3日になっています。

94歳になられた初女先生に、ランディさんからの

お誕生プレゼントです。

そして、それはランディさんと初女先生からの

今を生きる私達へのプレゼントであり

本当に「いのち」へのエールです。

生きていることを、こんなにも深く温かく

「それでいいんだよ」と言ってくれる本…

読み終わった後の溢れる涙は、母の心に

包まれたからでしょうか

一人でも多くの人に手渡して行きたいと

思いました。

ランディさん、感謝で一杯です。

私のいのちが嬉しくて震えています。

 

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「何で」

2015-10-05 20:33:53 | 日記

生きていると、私の人生に何でこんなことが…という

ことが、何度かあります。

その最大級は、息子の死でしたが

今日は、その次ぐらいの「何で」がありました。

でも、大きな「何で」は、すぐに答えがやってこないの

です。

その「何で」に押しつぶされそうになりながら

ふらふらと鎌倉へ行き、気がついたら八幡宮に

いました。

やっぱり日本人のDNAでしょうか…

帰りに、鎌倉の江ノ電側の小さな本屋さんに

行ってみました。

一日1軒町の本屋がつぶれるという時代が来た

と、聞いているので気になって見に行くと

平日なのに、お客さんが結構いて、みんな熱心に

本をみてました。

本のセレクトに本屋のポリシーが感じられる

最近では珍しい本屋さんなので…

町の本屋さんは、土地の人に愛されているようです。

ほっとする風景がそこにあり、私の「何で」は

一瞬小さくなりました。

 

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祈りのうちの

2015-10-04 23:09:27 | 日記

今日も又「祈」を書いていました。

書いても書いても、書けません。

もう、かれこれ100枚以上は書いてますが…

「祈」とは、そんなに簡単には書けない字なんですね。

筆を持って必死に「祈」を書いていたら、ふと亡くなった

息子が一緒にいるような気がしたのです。

そうか、私はあの子に祈られているんだ

息子の祈りに包まれている…

そんな気がしたのです。

「祈」を書いていたからかな~

亡くなった人は、生きている人のことを

いつも祈っているんですね

祈り、祈られ そして繋がっている

消えて無くなったわけでもないし、遠くへ行って

しまったわけでもない

すごく近くにいて、祈りながらエールを送って

くれているんですね。

初女先生の「祈りのうちに今を生きる」という

お言葉は、自分ひとりの祈りではないのかも

しれません…

あ~「祈」は深いな~

いつになったら書けるかな

私と息子の「祈」

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初女先生・ランディさんのお誕生日

2015-10-03 23:45:01 | 日記

10月3日、今日は佐藤初女さんと田口ランディさんの

お誕生日です。

お誕生日おめでとうございます。

初女先生は94歳になられました。

ランディさんと初女先生は、お誕生日が同じなんて

ご縁が深いんですね。

そうか、ランディさんは初女先生に「娘になりなさい」

って言われたんですものね。

先生の94歳のお誕生日に、ランディさんが

書き下ろした、「いのちのエール 初女おかあさんから

娘たちへ」が出ます。

心の深くに下りて来て「大丈夫だよ」と言ってくれる

本です。。

是非、手にとって見て下さい。

 

  『魂は細部に宿る』

昨日、出会った言葉です。

初女先生のお姿が、この言葉に重なり心に

響いてきます。

初女先生、ランディさん

この広い世界で、お二人に巡り合えたことに

言葉に出来ない幸せを感じています。

有難うございます!

感謝一杯です。

初女先生がいてくださるだけで、私たちは

励まされます。

どうぞ元気でいて下さいね。

ランディさんの魂の言葉に、生きてるっていいな~

って実感できます。

これからも、ランディさんの送り出す本を待って

います。

お二人のお誕生日に乾杯!

 

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民主主義ってなんだ

2015-10-02 23:34:16 | 日記

シールズの中心メンバーの奥田さんとその家族に

「殺害予告」の脅迫状が届いたことを知り、胸が痛んで

仕方ありません。

脅迫状は、どこの誰が出したかわかりません。

こういう一歩的な暴力に、何ができるでしょう…

安保法案が通ってからの憂鬱が、一層深くなって

いましたが、新聞に載っていたの奥田さんの

お父さんの言葉が、私の憂鬱を晴らしてくれました。

お父さんは脅迫状の送り主に対して、「言葉、対話が

ないことが怖い。しかし黙るわけにはいかない。

会って話がしたい」と呼びかけ

「意見は違っても、対話は出来ると信じている。

言葉は人を動かす。議論は必要だ」と語りかけて

いました。

私は、これが民主主義なんだよ、数の力で強引に

押し通すのは民主主義じゃないよ。

シールズの奥田さんの言葉が心響くのは

こういうお父さんのもとで育てられ、民主主義とは

何かが、本当に分かっている人だからだと

思いました。

民主主義って家庭の中から育てていくものなの

ですね。

戦争を体験した私の父も、夕ご飯の時に

小学生の私に、民主主義を語っていたな~

奥田さんのお父さんは北九州の牧師だそうです

 

 

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