~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

小出先生の原発のお話

2018-03-18 22:54:12 | 日記

昨日は逗子に小出先生の原発のお話を聴きに

行きました。

いつか聴いてみたいと思っていた先生のお話は

とても分かりやすく、それ故に福島の原発事故の

恐ろしさがリアルに伝わってきました。

7年経って何も進んでない、終息など夢の話で

終わりなきとんでもない事故が、この原発事故

このことを突き付けられた気がしました。

東日本大震災が起こり、私たちは立ち止まりました。

立ち止まって考えたはずです。

安全と信じてきた原発の実相を見たのですから

それなのに、いつの間にかこの遅れをとり戻そうと

経済が豊かになれば、豊かな生活がおくれると

来た道を加速して進んでいます。

原発も再稼働して…

大江健三郎さんは「この国はあったことを

なかったことにする。原発事故もそうだ!」と

言われてました。

小出先生も福島の原発事故を忘れさせようと

していると言われていました。

福島の人にだけ重荷をおわせ、私たちには

関係ないという顔をしていいのでしょうか。

やっぱり、もう一度立ち止まって考えて

みなければ…

ちょっと長いですが、小出先生のユーチューブを

観て下さい!

小出裕章「3.11から7年 放射能のいま…」2018.1.20

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初女さんのおむすび

2018-03-16 21:30:24 | 日記

今日は一日中寝ていました。

人間の体は、寝ていると回復しようという力が

働いてくれるようです。

「奇跡の脳」という本を読んでいますが、

精神解剖学者のジル・テイラーが37歳で脳卒中で

倒れ、8年を経て復活しその間彼女が体験した

脳の働き、左脳が働かず右脳の世界がとても

穏やかだったことが書かれています。

まだ読み終えていませんが、その中で睡眠に

よっていかに体にエネルギーが蓄えられて

行くかが書かれていたので、今日はひたすら

眠ったら、元気になりました。

人間の体って凄いな~と、感動しちゃいます。

来週24日はおむすび講習会です。

初女さんの本に『ただご飯があれば美味しい

おむすびができるわけではありません。

お米の洗い方、水加減、炊飯器のスイッチを

入れる時間、炊き上がったご飯のほぐし方

お米のひと粒一粒が呼吸できるようににぎること、

のりをつける温度とタイミングなど、すべてが

整って美味しいおむすびになるのだと思います。』

と書いてある文章を見つけて、初女さんが

よく言われていた「おむすびって、簡単で

ないんだよ」という言葉が思い出されました。

初女さんは「おむすびは『いのちと食』を考える

原点になるかもしれません。

生きること、いのちの恵み、食べること、

これらを切り離して考えることはできません。」と

言われています。

一緒に初女さんのおむすびを作りませんか

午前の部は一杯ですが、午後の部はまだ空きが

あるそうです!良かったらいらして下さい。

お待ちしてま~す!


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お米の力

2018-03-15 19:11:26 | 日記

職場で風邪がまん延し、私もついに風邪をひき

今日は、やっとこ家に帰って来ました。

寒いので、体を温めなくてと雑炊を作って

食べたら、エネルギーが復活したように

温もって来ました。

食べものってすごいな~と、ちょっと感動!

やっぱりご飯は、力があるんですね。

初女さんは「瑞穂の国といわれる農業国に

生まれた日本人の体にいちばん合うのは、

やはりご飯だと思います。

パンやめんは食べたいときにときどき食べて、

主にご飯を食べていると、健康になるのでは

ないでしょうか。

ご飯は私たちに不思議なほど力を与えて

くれるのです」と言われています。

ご飯は、体の状態に合わせて、おかゆにしたり

おもゆにしたり出来ます。

本当に素晴らしい食べ物です。

瑞穂の国に生まれてよかった~

私は瑞穂の国の民なんだ!

何か嬉しいです。

風邪、治します~

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喜べば…

2018-03-13 23:17:43 | 日記

今日は、朝から春を感じる陽気でした。

歩いていて、青空に向かって思わず「有難う!」と

言葉を放ちました。

何もしなくても、有り難いな~幸せだな~って

いう気持ちで一杯になりました。

何だろうな?

これって…

素敵な言葉を知りました。

『喜べば喜びごとが喜んで 喜びつれて(集めて)

喜びに来る』

何もなくても喜べて、幸せを感じられるって

これが至福ってことかしら…

明日も喜んで生きたいな

生きてるって幸せ!

これって、田口ランディさんの本のタイトルだ!

さすが、ランディさん!


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「会いたい」~東京慰霊祭3・11

2018-03-12 22:10:16 | 日記

作家の田口ランディさんや、ピアニストの

ウォンさん達が2011年から行っている

東京慰霊祭に行ってきました。

南相馬からいらした高橋さんのお話は、

発事故に対し、傍観者である自分を改めて

突き付けられた気がしました。

そして、一年に一回この日だけ奏でられる

ウォン・ウィンツァンさんと上畑正和さんの

即興演奏は祈りの音となり会場を包み込みました。

石牟礼道子さんの追悼イベントから駆け付けた

ランディさんが、今回のテーマである「会いたい」

を言葉にして天に放っていきました。

それは、私の心の奥底に沈めていた思いでした。

涙があふれ、大切な人を亡くした人たちと

心が繋がっている、同じ思いを抱え

を生きているんだと思いました。

東京慰霊祭も7回目、私は4回参加していますが

祈りが深くなっているのを感じます。

会いたい…

唯々、会いたい…

 



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震災を語った初女さんの言葉

2018-03-11 15:06:29 | 日記

3月11日が巡って来ました。

震災の後、初女先生に「私、どうしたらいいの」

と思わず電話をしてしまったら

「じたばたしない」と、きっぱりと言われたのを

今でも覚えています。

初女さんは著書の中で震災のことを語って

います。少し長くなりますが、今日という日に

初女さんの思いを噛み締めてみたいと思います。

「震災前から私は、まず人でも物事でも

受け入れること、と言い続けてきました。

受け入れないことには何も進まないので

どんな場合でも受け入れ、いまこの時ほど確実な

ことはないので、将来に思い描いた理想に

真っ直ぐ向かうのではなく、いまを生きる事で

いきましょう、と言ってきました。

そう言っていた”いま”が3月11日だったわけです。

これは誰もわからなかったこと。

でも事実としてはっきり出てきたので、

それを受け入れて、いまよりも少しでもいいから、

よい状況にもっていきましょう、というふうに

思っています。

まずこの生活から。

いまは煩雑な世の中で、何もかもスピードが

速いですね。

先のことは誰もわかるわけではないのに、

先へ先へと進んでいるから間違いが多くなるし

人間関係も複雑になっています。

「わかち合い」で皆さんのお話を聞いていると、

静かな時間をもつことを望んでいるのに、

それでもなかなか難しいことなのだと感じます。

いまから67年前は小さなことであった環境問題が

いまは地球を破壊するほど大きなものになって

います。

小さいものがやがて大きなものになる。

90年生きて来て、その過程をすべて見て

きましたから、私はやっぱりこの足元の小さなこと

から始めていきたいと、いつもそう思っています。

       平成二十六年一月

   佐藤 初女『心を結ぶ「わかち合い」』から


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悲しんでいいんだよ

2018-03-10 18:54:58 | 日記

明日は3月11日 

新聞に、津波で夫と夫の両親を亡くし、幼い

我が子はいまだに行方不明という

お母さんの記事が載ってました。

深い悲しみが写真からも伝わってきます。

7年経っても、自分が前に進んだかどうか

わからないと、書かれていました。

私も、初女さんに出会っていなければ、きっと

今も苦しみ続けていたと思います。

悲しむ自分を否定していましたから

悲しむことは立ち直ってないと思っていたのです。

それでも、息子の命日や誕生日が近づくと、

どんなに頑張っていても、押しつぶされそうに

なりました。

そんな時、初女さんの「何年経っても悲しい

ものね」という言葉に、初めて悲しんでいいんだ

思えたのです。

震災から7年が経ちました。

どうか、悲しむことをためらわないで…

会いたい気持ちは、誰も奪うことは出来ないの

ですから…

でも、チャップリンの「Smile」の詩が

会いたい人の笑顔を運んで来てくれるかも

しれません。

心が痛むときでも、微笑んで
傷ついたときでさえも、微笑んでごらん
曇り空のときも、君ならきっと切り抜けられるよ

 

悲しみや不安を感じるときでも
笑ってごらん、そうすれば明日
君の為に太陽が輝きだすよ

 

君の顔に喜びで笑顔にしよう
悲しみの跡を全部隠して
たとえ涙が今すぐにでもこぼれそうだとしてもね

 

そんなときこそ、微笑みを絶やさないようにしよう
笑って、泣いたってなんにもならない
もしも君がほほ笑んだなら

人生は生きる価値がまだまだあるってことがわかるだろ

 

Smile♪Nat King Cole

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悲しみを超えた向こうに

2018-03-09 22:05:45 | 日記

昨日は「書」の制作会で、私は『死』を30枚

書きました。

3日間で70枚以上『死』を書きましたが、

まだまだです。

「今日は死ぬのにもってこいの日だ」という

ナバホ族の古老の詩のような、そんな「死」を

書きたかったけれど、難しい~

「死」なんて字は、容易く書かせて

もらえないようです。

明後日は3月11日

沢山の命が奪われた日です。

私は、息子の死と向き合い続け「死」は

終わりではないと、強く思えるようになりました。

亡くなった息子が、私に大切な出会いを与えて

くれているのです。

自分の生き方を方向付けるような出会いを…

姿かたちを追い求めなければ、亡くなった人たちが

送り続けている言霊を感じることが出来ると

思います。

悲しみを超えた向こうに、見えてくる世界が

必ずあるはずです。

大切な人の死を、悲しみのままで終わらせたくない

その気持ちを持ち続けていれば、大丈夫!

初女さんも「人の死は姿の別れであって、

心の別れではありません。」と言われています。

そして、かけがえのないものをなくされた方には、

いつか大きなものが与えれますと…

今年もランディさん達がやっている

経王寺の東京慰霊祭に行こうと思います。

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「種まく人」~初女さん

2018-03-07 10:47:55 | 日記

アトムタワーでやった初女さんのおむすび講習会も

1月にさいたまで行ったおむすび講習会も

殆どの方が初女さんに会っていないという方でした。

これは私の予想外のことでした。

初女さんの講習会を以前受けて、復習の意味で

来られるのかなと思っていたので…

初女さんに出会ったことのない人が来られると

いうことは、美味しいおむすびを作りたという

ことだけでは、ないように思えます。

おむすびを通して、初女さんの何かを感じたいと

思われているのではないでしょうか…

『私は収穫の時に立ち会えないかもしれないが

種は撒けるだけ撒いておこう』というソ連の

ゴルバチョフ大統領の言葉を聞いた時

初女さんのことが心に浮かんできました。

初女さんの行動や行動から生まれた

初女さんの言葉が種となって、初女さんのことを

思うひとり一人の中に宿っているのでは

ないだろうかと思ったのです。

私が、おむすびや初女さんのことを

伝えることは、その種に一滴の水を落とすことに

なるかもしれない…

種は、自らの力で芽を出し伸びていく

種には、すべてが含まれている

初女さんは、その生涯で数えきれない種を

撒かれていったのですね。

「ひとりひとりに森のイスキアが宿っている

そのことがなによりの励みです。」と言われて

いましたものね。

心を込めて、初女さんのおむすびを伝えて

行きたいです。

初女さん、見守っていて下さいね。

 (さいたまでおむすび講習会があります!)





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初女さんのお料理

2018-03-06 22:08:35 | 日記

今朝は、ポトラのイベントで販売したベトナムの

サンドウィッチ、「バインミー」を作り職場に

持って行きました。

皆が美味しいね!と言って喜んでくれたので

嬉しくなりました。

ベトナム料理は美味しいと、色々な人が言って

ました。

初女さんの何かのお祝いも、ベトナム料理店で

やられているので、初女さんもベトナム料理が

お好きだったのかもしれません。

私の作ったバインミーも食べてもらいたかったな~

美味しいものは沢山あるけれど、初女さんの

お料理は、心を支えてくれる味でした。

 『美味しく食べて、そのことが心に深く残る。

  そのような料理を作りたい、と私はいつも

  考えています。

  でも、どこがその人の心に響くのか、

  わかりません。

  受け取る人によって響き方はさまざまなので

  十の工程で仕上がるものがあるとすれば、

  どの工程にも手を抜ないで、すべてに心を

  かけてやらなくてはいけないと思います。

  時間と手数をかけただけ心がこもっている

  からでしょうか、一つ一つをていねいに

  すると不思議なくらい伝わります。

               佐藤 初女 』

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