髪の長い少女の絵を描きたくて、描いた小品です。できてみたら、あまりにかわいかったので、見てるとちょっと困るような少女になりました。
タイトルを「月の王・2」にしたのは、そのかわいらしさの故です。
なぜ、「女王」でも「王女」でもなく、「王」なのか。それはね、言ってもいいかなあ。
女の人生は、男でないとできないからなんですよ。
苦しいくらい、耐えなくちゃいけないからなんですよ。
この少女は、これからそれをやっていくの。だからこそ、いたましいくらいかわいい。できるかどうかわからない。でもただ前を見ている。
若くてかわいい女の子を見るたびに思う。苦しいよ。女は。でもみんな、がんばってる。耐え抜いて、苦しいくらい、突き抜けたら、本物の男になるんですよ。女は。
たまらないよ。