今日は、月の世の青年です。なんとなく、月の世の青年や少年は、首から紋章つきのプレートを下げているってことになってしまいました。
最初は服のどこかに紋章がついてるってことにしときましたけど。
服のデザインとかね、もっとかっこよくできるかもしれませんが、わたしはそういう分野は苦手なので、みな単純に、セーターとかトレーナーっぽいものを着ているということにしています。
この青年はなんかきつそうな目になってしまいました。罪びと相手の仕事は、時に手荒いこともしなくてはならないから、そうなるんでしょうか。
ここで、蛇足ながら。
別章「穴」の編で、「天使の術」の免許、なんてものが出てきましたが、あれは、一定の魔法の力を得た青年以上の人が、月の世にある教習所のようなところで、天使の所作やものの言い方、天使としての感情の表し方や、魔法をする際に決してやってはいけないことなど、いろいろのことを学び、月のお役所の検定に合格した者が、得られるものです。
こんなことを考えるのも面白いな。キリスト教徒を主に導いている青年は、たいてい持っているそうです。