世界はキラキラおもちゃ箱・2

わたしはてんこ。少々自閉傾向のある詩人です。わたしの仕事は、神様が世界中に隠した、キラキラおもちゃを探すこと。

月の世の青年

2012-06-14 07:22:09 | 画集・ウェヌスたちよ

今日は、月の世の青年です。なんとなく、月の世の青年や少年は、首から紋章つきのプレートを下げているってことになってしまいました。
最初は服のどこかに紋章がついてるってことにしときましたけど。

服のデザインとかね、もっとかっこよくできるかもしれませんが、わたしはそういう分野は苦手なので、みな単純に、セーターとかトレーナーっぽいものを着ているということにしています。

この青年はなんかきつそうな目になってしまいました。罪びと相手の仕事は、時に手荒いこともしなくてはならないから、そうなるんでしょうか。

ここで、蛇足ながら。
別章「穴」の編で、「天使の術」の免許、なんてものが出てきましたが、あれは、一定の魔法の力を得た青年以上の人が、月の世にある教習所のようなところで、天使の所作やものの言い方、天使としての感情の表し方や、魔法をする際に決してやってはいけないことなど、いろいろのことを学び、月のお役所の検定に合格した者が、得られるものです。

こんなことを考えるのも面白いな。キリスト教徒を主に導いている青年は、たいてい持っているそうです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする