世界はキラキラおもちゃ箱・2

わたしはてんこ。少々自閉傾向のある詩人です。わたしの仕事は、神様が世界中に隠した、キラキラおもちゃを探すこと。

什さん

2012-10-20 07:04:42 | デッサン・下描き

篠崎什さん。やりなおしたものの下書きです。確かに、なんか女性っぽいですね。
細い目の、きれいな人っての、最近あまり見ませんね。みんな、目が丸くって、二重で、卵型の顔で、大体似たようなタイプの美人が多いです。

美と形について、いろいろ最近考えるのですけれど、目が細くてきれいな人というのは、知的に見えますね。そして、これは何となく黒木瞳さんを思い浮かべながらいうのですけど、小さめの目できれいな人っていうのは、かわいらしいですね。宮沢りえちゃんは、外国人の血をひいてるせいか、とてもスタイルがいいし、すらっとしているけれど、どこか日本人の血を感じる静けさというか、やさしさを感じます。普通モデルさんみたいにスタイルのいい、背の高い人は、どこか、強いものを感じるものですけど。これは、形より心の問題かな。

画像大きすぎたので、やり直そうかと思ったんだけど、雰囲気わかりやすいと思って、このままにしときます。



白髪金眼の下絵です。描くたびに杖の形が少々違いますが、聖者の杖は、魔法によってたびたび形が緩やかに変わると思ってください。瑠璃の玉がはめ込んであるのは、段階の象徴です。相当に難しい仕事をやらねばならない人の印です。



フェイスブックの方に発表した竪琴弾きの下絵。なんだかとても悲しそうな顔になりました。彼は、それほどの美男ではない、普通っぽい感じの青年ということになっているんですけど、やはり美しさを感じてしまうのは、彼が美しいことをしているからです。わかる人にはわかる。美しくないと、「美」の編に出て来た女性なんかは、すぐに馬鹿にするのですけどね。「琴」の編に出て来た老人の姿をした罪びとなどは、勉強が進んでいるので、わかるのです。



最後はミモザです。下書きのほうがかわいいかな。手がきれいだ。

これで一応、下絵の紹介は一旦終わりです。また機会があれば、やります。なんせ下絵は山ほどあるもので。捨てるに捨てられなくて、書斎にしている部屋の隅に山積みになっています。またおもしろいのを発掘したら、紹介してみたいと思います。


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