熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

土に巣穴を掘る「ジガバチ」

2012-08-14 07:04:55 | クラインガルテン生活
緑が丘クラインガルテンは標高約800m、虚空蔵山という低山の麓に位置している。この辺りは、クラインガルテンのログハウスが70数棟建っているだけで自然豊かな環境にあり、色々な昆虫を目にする。

写真はジガバチと呼ばれるツチバチの一種で地面に巣穴を掘り、青虫などの幼虫を捕まえてきて穴の中に入れ、卵を産み付ける。
青虫はジガバチに刺され麻痺状態で穴に運び込まれて逃れられず、孵化してくるジガバチの幼虫の餌になる。


青虫を巣穴に入れ終わったところ。


巣穴に青虫を入れ終わると小石を敷詰め、更に脚で砂をかけ、巣穴が見つからないようにする。


巣穴がどこだったか分からなくなっても気になるのか、更に小石をくわえて来ては並べていく。
もう良いんじゃないの、と言いたくなるくらい念入りに小石を敷詰める。
○印部分が穴のあった場所。


たかが小さなハチだが、自分で掘った小さな巣穴の場所を見失わず、餌を捕獲するとその穴に運び込み、その穴が分からないように塞ぐ一連の行為、DNAのなせる技とは言え興味深い光景だった。
コメント
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