◇ 記事更新中断
この度一身上の都合により本欄の記事更新を一時中断のやむなきに至りました。
誠に残念ですがしばらく事態が落ち着くまでお休みいたします。
いつも本ページをお開きいただきありがとうございます。
ごんべえ記
◇ 記事更新中断
この度一身上の都合により本欄の記事更新を一時中断のやむなきに至りました。
誠に残念ですがしばらく事態が落ち着くまでお休みいたします。
いつも本ページをお開きいただきありがとうございます。
ごんべえ記
◇ 自然界 は時を忘れず
待っていたフキノトウが顔を出しました。例年とほぼ同じ時期です。
コロナや物価高やトルコの地震や嫌なことがいろいろ起こっても、出る
べきものが顔を見せるとホッとします。
フキ味噌や天ぷらで一献など、ほろ苦さを賞味するのは今少し先です。
コロナ禍も 下火に落ちて ふきのとう
(以上この項終わり)
◇ 年の暮れに当たって
馬齢を重ねること80年を超えまぎれもない高齢者になって、20年も前に始めた
ブログも些か重荷になってきたのか更新頻度が落ちています。読書感想、描き貯めた
水彩画の披露目、小ぢんまりした家庭菜園の様子など内容は限られているのになかな
か手が付かないのはものぐさになってきたせいか。
記事更新に努めてはいますが、お付き合いいただいている皆様にはご寛恕賜りたく
お願い申し上げます。
3年前の冬には甘く見ていたコロナウィルスが、結局パンデミックとなり、世界中
の人達の生活を大きく変えてしまいました。5回もワクチンを射って、何とか普通の
日常生活を維持しているのが少数派なのかと思ってしまう程コロナ禍に席捲されまく
っています。早くこの窮屈から脱却したいものです。
ハイパープレデター(捕食者)として生物の頂点に立つ人類が慢心の末、自在に変
身しながら執拗にヒトを攻撃してくるコロナウィルスによって頂点を追われ、自滅し
ていく終わりの始まりではないかなどと不吉な想像をしてしまうのは、生物学でいう
ところの「示準化石」を例に引くまでもなく、何億年先かもしれないものの、謙虚さ
を欠いた人類の行く末に不安を抱いてしまう今日この頃であります。
ゆく歳もくる年もまた無常なり
明年もよろしくお付き合いのほどお願いいたします。
どうぞ健康で新しい年をお迎えくださいますように。
(以上この項終わり)
◇国立科学博物館の実験植物園
昨日は五月らしい天候ということもあって、勧められていた筑波
研究学園都市の一角にある国立科学博物館の実験植物園の特別展
「クレマチス展」を見学してきました。
まだ現役のころ隣の課が研究学園都市推進担当で、国策として進
めていた試験研究・教育機関の移転対策で苦闘していたのを想い出
しました。研究職の人たちは「そんな僻地に島流しされるのはいや
だ」と猛反対していたからです。最初は立派な道路だけが先行し、
砂埃が経っていました。
その後幾星霜、今や諸外国に胸を張って誇れる研究機関が林立し
ています。中でも率先移転した東京教育大(現筑波大)は研究学園
都市の盟主のごとく広大なキャンパス(250ha)を有し、素晴らし
い教育・研究環境が整えられています。
その一角に国立科学博物館の植物の研究推進のために設けた「実
験植物園」があります。広大な敷地(14万㎡)は「世界の生態区」
と「生命を支える多様性区」というエリアの中に23の分類で凡そ3
千種の植物が育てられています。
「クレマチス展」(6月日まで)は水生植物園の近くにあるクレ
マチス園で毎年4月下旬から6月初旬まで(今年は6月6日)開かれて
います。
普段自分が目にするのはもっともポピュラーなテッセン系で、こ
れら交配種を含め数千種類ものクレマチスがあるということで、そ
の代表的な品種1200株が栽培・展示されていました。
ついでに近くの水生植物園、熱帯雨林温室、サバンナ温室、熱帯資源
植物温室ものぞきました。広葉樹林などは次回に。
月曜日と祝・休日の翌日は休園。入園料は320円。ただし18歳未満と
65歳以上は無料でした。
(以上この項終わり)
◇ 花は季節を知り
古来花と言えば桜花を指すほど日本人の心に深く根差す花です。
気象庁などの予報通り、関東の一角の当地でも3月25日あたりから桜が咲き始め、
月曜日は急な寒気一休みしたものの火曜日の29日にはほぼ満開となりました。
昨年はコロナに圧倒されて落ち着いて花詣でもしませんでしたが、今年は新規感染
者もやや下火となったことも安心感を誘い、近場の桜並木などを楽しみました。
柏市新柏の桜並木
柏市光が丘の広池学園の広場
広池学園 中・高等学校の桜並木
広池学園 麗澤大学の構内連絡歩道橋から(1)
広池学園麗澤大学の構内連絡歩道橋から(2)
桜が大好きでその想いを綴った本居宣長は山桜が好きだったようです。
しき嶋の やまとごころを 人とはば 朝日ににおふ 山桜花
花はさくら、桜は山桜の、葉は赤くしていて ほそきが、まばらにま
じりて、花しげく咲きたるは、又たぐふべき物もなく、浮世のものとも
思はれず <玉かつま>本居宣長
願わくは はなの下にて春死なむ そのきさらぎの 望月のころ
西行法師
花の色は 移りにけりな徒らに 我が身世にふる ながめせし間に
小野小町
(以上この項終わり)