読書・水彩画

明け暮れる読書と水彩画の日々

2023年の大みそかを迎えて

2024年01月01日 | その他

 疾風怒濤の一年
 いつも感じることながらこの年も実に慌ただしい一年でした。我が国の宰相岸田さんなどは
もっと慌ただしく感じているでしょう。埒もない些事が因で(晩秋のパーティー券事案はダメ
押し)、幾度もボディブローを食らって、支持率がみるみる危険水域(喫水線?)を超えると
は思ってもいなかったでしょう。大仕事はやっていないものの、それなりに一生懸命に仕事をし
ているのに、取り巻く人達が足を引っ張ってダメッジを与えているのが実態で気の毒です。
 岸田さんを例に出し失礼千万ながら、かくいう小生も寄る年波には勝てず、身体的にダメッ
ジを受け、日常の活動が停滞し、あまり間を置かず更新を心掛けてきたブログを中断すること
もあって本人もショックでした。
 若いころは高度成長期の初期で明日に、あくる年に夢と希望が持てました。30年も給料が上
がらないなど今は若い人を気の毒に思っています。わたしは前から労働分配率を問題視してい
ましたが、欧米経営理論に毒された(失礼)経営者が、主として株主向けに多く配分し(また
内部留保を増額)ていたためにデフレ脱却が遅れ失われた30年が生じたとみております。
 これからは生成AIと言った魔物が現れ、油断も隙もならない時代を迎えます。政治も若い人
に担ってもらわないとやっていけないでしょう。
 政治家の老害。「老兵は死なず消え去るのみ」と覚ったら、後ろに引っ込んで表に出ないで
貰いたいと誰も思っているでしょう。個人も企業も成功体験と旧モデルに固執していいことは
何もありません。
 あくる年には多くの難問が待ち構えています。少子高齢化、財政硬直化、日本の経済力・文
化力の低下、気候変動合意の危機、国際紛争悪化、米国の指導力劣化、米国でトランプ復活危
機等々。過去は変えることができないので夢を未来に託すしかありません。なんとか状況好転
を願い、また微力ながらもこうした難問解決の一翼を担いたいものです。
    年寄りの繰り言ではあるが、昔は立派な政治家が結構いたと思う今の政治家は将に政治屋で
世襲政治屋は度々顰蹙する者が多い。フランスのドゴール元大統領いわく「政治はあまりに重
要なことであるから政治家に任せてはだめだ」(日経27日朝刊)。一体どうしたらいいのだ。
 とりあえず1月2日、全てを忘れて箱根駅伝で母校の活躍を応援しましょう。
                                (以上この項終わり)

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記事掲載中断のお知らせ

2023年09月27日 | その他

 記事更新中断
  この度一身上の都合により本欄の記事更新を一時中断のやむなきに至りました。
 誠に残念ですがしばらく事態が落ち着くまでお休みいたします。
  いつも本ページをお開きいただきありがとうございます。
                                                                                                              ごんべえ記

 

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顔を出した「ふきのとう」

2023年02月15日 | その他

◇ 自然界 は時を忘れず

  待っていたフキノトウが顔を出しました。例年とほぼ同じ時期です。
  コロナや物価高やトルコの地震や嫌なことがいろいろ起こっても、出る
 べきものが顔を見せるとホッとします。
  フキ味噌や天ぷらで一献など、ほろ苦さを賞味するのは今少し先です。
  

  

  

  

  
  
  コロナ禍も 下火に落ちて ふきのとう

  (以上この項終わり)

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2022年も終わり

2022年12月31日 | その他

年の暮れに当たって

 馬齢を重ねること80年を超えまぎれもない高齢者になって、20年も前に始めた
ブログも些か重荷になってきたのか更新頻度が落ちています。読書感想、描き貯めた
水彩画の披露目、小ぢんまりした家庭菜園の様子など内容は限られているのになかな
か手が付かないのはものぐさになってきたせいか。
 記事更新に努めてはいますが、お付き合いいただいている皆様にはご寛恕賜りたく
お願い申し上げます。
 3年前の冬には甘く見ていたコロナウィルスが、結局パンデミックとなり、世界中
の人達の生活を大きく変えてしまいました。5回もワクチンを射って、何とか普通の
日常生活を維持しているのが少数派なのかと思ってしまう程コロナ禍に席捲されまく
っています。早くこの窮屈から脱却したいものです。
 ハイパープレデター(捕食者)として生物の頂点に立つ人類が慢心の末、自在に変
身しながら執拗にヒトを攻撃してくるコロナウィルスによって頂点を追われ、自滅し
ていく終わりの始まりではないかなどと不吉な想像をしてしまうのは、生物学でいう
ところの「示準化石」を例に引くまでもなく、何億年先かもしれないものの、謙虚さ
を欠いた人類の行く末に不安を抱いてしまう今日この頃であります。

 ゆく歳もくる年もまた無常なり 
 
 明年もよろしくお付き合いのほどお願いいたします。
 どうぞ健康で新しい年をお迎えくださいますように。
                            (以上この項終わり)

 

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筑波実験植物園の「クレマチス展」を見学

2022年05月25日 | その他

国立科学博物館の実験植物園 
 昨日は五月らしい天候ということもあって、勧められていた筑波
研究学園都市の一角にある国立科学博物館の実験植物園の特別展
「クレマチス展」を見学してきました。
 まだ現役のころ隣の課が研究学園都市推進担当で、国策として進
めていた試験研究・教育機関の移転対策で苦闘していたのを想い出
しました。研究職の人たちは「そんな僻地に島流しされるのはいや
だ」と猛反対していたからです。最初は立派な道路だけが先行し、
砂埃が経っていました。
 その後幾星霜、今や諸外国に胸を張って誇れる研究機関が林立し
ています。中でも率先移転した東京教育大(現筑波大)は研究学園
都市の盟主のごとく広大なキャンパス(250ha)を有し、素晴らし
い教育・研究環境が整えられています。
 
 その一角に国立科学博物館の植物の研究推進のために設けた「実
験植物園」があります。広大な敷地(14万㎡)は「世界の生態区」
と「生命を支える多様性区」というエリアの中に23の分類で凡そ3
千種の植物が育てられています。


 「クレマチス展」(6月日まで)は水生植物園の近くにあるクレ
マチス園で毎年4月下旬から6月初旬まで(今年は6月6日)開かれて
います。
 普段自分が目にするのはもっともポピュラーなテッセン系で、こ
れら交配種を含め数千種類ものクレマチスがあるということで、そ
の代表的な品種1200株が栽培・展示されていました。





 

   
    
   
      
 

















ついでに近くの水生植物園、熱帯雨林温室、サバンナ温室、熱帯資源
植物温室ものぞきました。広葉樹林などは次回に。

月曜日と祝・休日の翌日は休園。入園料は320円。ただし18歳未満と
65歳以上は無料でした。
                   (以上この項終わり)


 


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