読書・水彩画

明け暮れる読書と水彩画の日々

草津ハイランドを描く(水彩画)

2011年11月26日 | 水彩画

晩秋の草津温泉
  次女がLAから二年ぶりで里帰りした。3歳半の長男と生後4カ月足らずの次男をつれての
 旅の疲れを温泉で癒そうと5人で「草津温泉」にでかけた。
  寒くなる前にと11月の初めに出かけたが、海抜1200m近辺の草津温泉は途中の紅葉も
 見事に色付き、秋色満点であった。

  宿は草津高原の「草津ホテル&リゾート〇〇ヴィレッジ」。朝には毎年のようにここにお泊り
 になる天皇皇后ご夫妻の好んでお歩きになるという樹間の「森林浴散歩コース」も歩いてみ
 た。フィトンチッドに満ちた樹間の道は、ウッドチップが敷き詰められていて足に心地よく、身
 も心もよみがえる気がしてくる。
  居室にはジャクージがあって、湯に浸かりながらから見る高原の光景は素晴らしい。
 常緑樹が多いせいか途中出会った紅葉の姿は余り見えないものの、秋の日の光に映える
 カラマツの紅葉が実に見事で、絵心を刺激された。とりわけ朝6時過ぎの日の出には、ホテル
 群の白い壁が朝日に輝き、周囲の林はまだ藍色の空気の中に漂っている姿は高原でないと
 なかなか出会えない雰囲気である。
  
 そこでラフスケッチをしたうえで写真に眺望を納め、自宅で絵にした。

  温泉街の建物は、ホテルはともかく一般の温泉宿は和風の木造建築が多く、しかも外国の
 リゾート地と異なり屋根の色も単調で、絵としてはメリハリが効かない。空の色も周辺の空気
 も藍色に沈んでいた様子は表現できなかった。もっと大胆に藍色を多用し、カラマツだけを
 浮かび上がらせた方が実際の雰囲気が表現できたかもしれない。
 カラマツの樹間にある屋根は〇〇ヴィレッジの「温泉・サウナゾーン」の建物のひとつである。

  
    CLESTER F10

  (以上この項終わり)

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晩秋の果物を描く

2011年11月15日 | 水彩画

◇ 今秋最後柿とりんご・洋ナシ
  2年間不作だった我が家の柿は、ようやく今年豊作となった。しかし秋口の外壁と屋根
 の塗装工事で「足場を立てるのに柿の枝を一部切ります」と過酷な宣言。まだ青い柿が
 何十個となく着いた枝が、無残にも切られてしまった。

  そしてほぼ一カ月。柿は見事に実り、ご近所にも差し上げることが出来た。熟し加減を
 見て幾度か収穫したが、最後の収穫は昨日。いくつかは鳥に残してある(実は熟しすぎ
 か手が届かない枝の柿)。

  買ってきたりンンゴと洋ナシ、それにほとんど空になった「サントリーローヤル」のボトル
 を配して今年最後の柿を描いた。
   枝や葉っぱ付きの柿は店頭には並ばない。とりわけ枝は自家柿の貴重なパーツで、十
 分に存在感を示 したいところ。丁寧に描いたが、色合いが後ろのウィスキーのボトルの
 色と一緒になったのが残念。

    ほぼ4時間の作品。

  
   COTMAN F6 (Rouph)

   (この項終わり)

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秋大根を収穫

2011年11月13日 | 畑の作物

大根の収穫
  9月11日に種を蒔いた大根は、その後思わぬ大雨で追加晩秋など行って補修したが、
 ほぼ順調に生育し、昨日久しぶりに訪れた孫のM嬢と一緒に大根掘りを行った。
  播種から収穫まで概ね2カ月。
  しばらく大根尽くしの献立が続くか。

   

   

   

   

                              (以上この項終わり)

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秋の水彩画・柿と栗

2011年11月02日 | 読書

秋の静物モチーフ定番
  毎年秋に取り上げる果物モチーフ(静物)の定番、柿と栗。今年はそれに「あけび」が加わった。
 あけびによく似た「むべ」という植物があるが、素人にはなかなか見分けが付かない。むべはあけび科
 の植物で、あけびは熟すると果皮が割れるがむべは割れない。あけびは果肉が白く甘いが、むべは緑
 色でキーウイのような味で甘く美味らしい。またあけびは楕円形の小葉が5枚掌状に着くが、むべは
 3~7枚の掌状複葉である。

  柿は我が家の柿は富有柿系で、如何にも柿という形状であるが、今度幹事が持ち寄ったのは丸かっ
 たりずんどうだったりして、形状から即柿と受け取ってもらえないのがつらい。
  どう贔屓目に見ても林檎やミカンに見えるので悩ましい。
  栗はどうかといえば、よく見るとイガイガのとげがあちこちに勝手に出ているので、これをうまく処理す
 ると如何にも栗のイガに見えるところが面白い。

  ほぼ3時間の作品である。

      
     clester F8

                                 (以上この項終わり)

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