読書・水彩画

明け暮れる読書と水彩画の日々

歳の暮れ

2008年12月31日 | その他

お疲れさま
 いや~大変な年でした。
 この年も今日でおしまい。明日から新しい一年が始まります。
 お疲れさまでした。
 大抵の人がそれなりに大変な思いをして毎日を生きている。
 とりわけ今年などは、いつかは来るぞといわれていた米国発の金融危機が
 世界経済に波及し、大迷惑な次第となり、いまだに底が見えない。
 就職内定を取り消されたり、来月から来なくていいなどと仕事を失ってしまっ
 た非定期就業者など、まったく気の毒な話である。そんな世情をよそに、経世
 を担う政治家はといえば、頭の中は選挙一色。政策そっちのけで政局を語っ
 ているばかり。情けない。

 我が家の一年といえば1月と6月に孫が誕生。てんやわんやであった。妻は
 もちろんこんなジジイも一緒になって駆け回った。しかも来月早々にまた孫が
 誕生する予定で、嬉しいやら何やらで落ち着かない。
 今年は3月に(多分)一番上の孫からウィルス性の「嘔吐・下痢症」に罹って往生
 した。また、ストレスと疲れの蓄積(と医師から言われた)が主因の「突発性難聴」
 に罹って、全快するのに2ヶ月かかった。
 ほぼ10年に一回順繰りに巡ってくる町会役員になって、いろんな仕事・行事が
 予定に入って来てそれなりに忙しくなったし、娘婿の両親が米国の孫の顔を見
 に来たりして、貧弱なボキャブラリーを総動員して会話を維持しようと苦労したこと
 も、本人の意識はともかく十分ストレスになっていたのだろう。ま、ちゃんと治って
 よかった。
  そんな中、西沢渓谷歩き、トルコ旅行、熊野古道、西伊豆旅行など楽しいこと
 も一杯あって、まずまずの年といわねばならない。

 来年は古希という節目の年。毎度のことながら健康第一に一日一日を大事に
 楽しく生きたい。まもなく家族が9人になる。みんなが健康でないと気が重くなる
 ので、何をおいても健康を願うわけだ。

 だんだん日が暮れてきた。今年も後数時間で終わり。
 台所のコンロでは、越後の新年の食卓には欠かせない「のっぺ汁」のダシをとっ
 ている。煮干のワタを取って、半日水につけてそれからじっくりとダシをとる。
 大根・ニンジン・コンニャク・油揚げ、蒲鉾、里芋、シメジ、・・・本当は鮭とかいくらとか
 銀杏とかを入れたりもするが、今回は入れない。

 しばらくするとクリスマスにカリフォルニアに帰っていた次女の家族が成田に着いて、
 その足で我が家に来て新年を一緒に迎える予定。明日の正月には身重の三
 女夫婦も駆けつける。
 来年も忙しいぞ。

 皆様もどうぞ良き年をお迎え下され。

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クリスマスイヴ

2008年12月25日 | その他
お呼ばれでクリスマスイヴ
 この間、引っ越しをしたばかりの三女夫婦から「うちでクリスマスはどう?」
 とお誘いがあった。「いく!いく!」とばかりに、まだ日の高い2時ころから注
 文してあったケーキと庭の花を持って、いそいそと出かけた。
 ついでに手にした白菜の漬物と菜園の小松菜は、クリスマスの前夜に全く
 そぐわないが、産み月に入った三女の家事へ配慮の親心。

 駅から1分(不動産屋時間、実際は部屋まで3分程度かかる。)の10階か
 らは遠く柏中心市街、真下には人出が多いSCと東武線の駅ホームが見
 える。
 西にはひときわ高い流山クリーンセンターの煙突が。

 先ずは温かい日差しの中で、準備されていたビールを頂いた。(カナッペが盛ら
 れた器は、昨日ドイツから届いたものだそうだ。)

              

  書斎の一隅にあるクリスマスツリーは、我が家のチンケなのとは大違い。
  (下に置いたあるのは我々へのプレゼントだった。)

       
      下に置いてあるのは我々へのプレゼントだった    我が家の子供だましのツリー(再掲) 


      
      なんとトイレにまで飾り付けをしていましたぞ


    さて、テーブルにはクリスマスらしい料理が並んでいて、メインの鳥(七面鳥
   が手に入らないので、SCの高島屋で買ったという鶏)の丸焼きがオーブンか
   ら取り出され、真ん中にドンと。
   ホストのH君が腕によりと時間を掛けて作ったという一羽もの。
   おいしいからと言って一人だけ余計に取ったりしないように、家の主人が取り
   分けて呉れるのをじっと待つ。
   お腹の中にはえび、洋ナシ、玉ねぎ、マッシュルームやパン、セロリ、松の実、
   胡桃、にんにく、レモンの皮、オルガノ・セージ・タイム・パセリ等各種ハーブなどいろん
   なものが詰め込まれて(しかもにんにく、ハーブ、ローリエ、塩・こしょうと砂糖
   を入れた水に一晩漬け込むそうで手がかかっている。)じっくりと焼き上げて
   (時々肉汁をかける?)あるので、この中身を肉と一緒に食べるとなかなかお
   いしい。ソースはマーマレード。我々にはちょっと考え付かないが、これがま
   た鶏肉と相性がよく、おいしい。

   ワインはイタリア産。甘すぎず、辛過ぎずいいワインだった。妊婦は「ちょっと
   だけ・・・」とおねだりしていたが、「だめ!」。 出産後も授乳中はアルコール
   はご法度なので当分お預けだ。韓国のブルーベリーワインというのも持ってい
   ったのだが、これもダメ。ショボンとして恨めしそうだった。

      

   我々二人にクリスマスプレゼントが用意されていました。
   「こんなもの欲しいんじゃないかな?」と選んでくれた・・・中身は秘密。

    
 

     
     窓の外は

    
     
            赤い灯は柏中心部                  東武線ホーム

        
               駅前・SC広場

        


    楽しいクリスマスイヴでした。
    
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近づくクリスマス

2008年12月14日 | その他

我が家のクリスマス光景
  キリスト教徒でもないのに、クリスマスが近づくと灯りをつけたり、クリスマス
 ソングを流しまくったり、プレゼント商品を並べ立てたり、ケーキを買って食べ
 たりするするのは、無宗教国というか宗教儀式に頓着しない日本ならではの
 こと。我が家もその例に洩れず、単に「賑やかになるから」くらいの軽い気持
 ちで飾り立てたりしている。考えて見れば何とも軽薄な所業ではあるが、お祭
 り好きの日本人のDNAの発露とご宥恕あれ。

                        
    リースは知人自作もあり合作   友人のドイツ土産      妻の友人の自作

     
     天使たちのクァルテット(友人のフランス土産)


        
     東京ミッドタウンや六本木ヒルズなどには遠く及ばないまでも、ささやかなイルミネーションを。
     白熱球は球切れが多く、ついにLED青白色の最新の光が点った。
     11月24日から1月10日頃まで点灯。 

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手賀沼一周ウォーキング

2008年12月08日 | 里歩き
秋晴れの手賀沼を歩く
  日曜日は晴れるという天気予報を信じて、有志で手賀沼を一周しようという
 プランが某氏から出て、あっという間に5人のメンバーが確定。
  それまで結構暖かい日が続いていたのに、日曜日は最高気温が10度という
 予報だ。散々迷った末長袖の下着を着込んだ。正解。風は大してないが、時折
 り吹くと寒い。手袋も持って行ってよかった。

  実はこの日、「手賀沼ふれあいウォーク」という柏市と安孫子市がタイアップして
 実施しているイベントで、3キロ、4キロ、8キロ、10キロ、20キロと脚力に応じた
 コースが用意されている。もちろん20キロコースは手賀沼一周。
  9:15出発という時間まで待っていられないと、9時に「ふるさと公園」の時計の
 柱下から出発。参加者は一人増えて6人。

  空には雲一つなく、風も殆ど感じられない。絶好のウォーキング日和である。

 途中で、突然肩をたたかれてびっくりした。振り返ると「水彩画教室」のお仲間
 のH 氏。彼も20キロコースに参加しているのだそうだ。手賀沼エコマラソンや
 東京マラソンにも参加しているランナーなので、手賀沼一周なんぞは朝飯前だ
 ろう。我輩の2倍はあろうかという長いコンパスの彼は、「じゃ、また」と風のよ
 うに去って行ってしまった。

      
   出発間もない・手賀沼   バードウォッチャーも多い  ところどころにこんなモニュメントが

  
      
    風とともに去るH氏    湖水に遊ぶ白鳥     ここは橋近くのボート乗り場

  
われらがグループには20キロ歩くのは初めて、という女性もおり、むきにな
 って歩くのはやめようという暗黙の了解があるので、イベント20キロコース
 のウォーカーがどんどん追い越していく。

  橋を過ぎると向かいに千葉県立「水の館」が見えてくる。ここはよく我輩の水
 彩画の対象になった。右手には「鳥の博物館」。
  
       
       水の館        振り向けば観光梨園    柏側からの手賀大橋

   かつては大きな葉が密集しところどころに大輪の花を咲かせていた蓮の群生
 地。今は茎は枯れ果てているが、地下茎は立派に育っているのではないか。
 「間引きのために掘って売れば、市の財政の足しになるんじゃないの。もったい
 ないわよ。」と社会派のY女史。

 人工の釣り場で魚を釣り上げている人はめったに見かけないが、ここでは漁業
 組合が沼の一角を区切って釣り場にして 即席の釣り場を設け稼いでいる。
 見ると釣り上げている人がいるではないか。

  歩いている土手は立派に舗装がしてあり、その右手は地下に北千葉導水路
 という利根川からの導水管が埋まっている。2メートルもある巨大な口径のパ
 イプで、手賀沼浄化にも役立っている。

  田圃に立っているのは稲束。最近は機械脱穀が主で余り見かけなくなったが、
 偶に見かける。家庭菜園を趣味とする我輩は、時期になるとこの稲束を作って
 いる人に交渉して、1束10円くらいで頒けてもらっている。茄子やトマトを作った
 ときには稲藁を敷くと水分蒸発や降雨時の水はねを防止できる。古くなるとそ
 のまま肥料になる。

        
   我孫子側の紅葉      ごいさぎ 冠つる現る      秋の田の風物詩
                    の情報に期待が大き
                    かったが残寝ながら出会えず。

     
     魚釣り場          フィッシングセンター

  手賀沼曙橋を渡る前に芝生で昼食。今年は柿が豊作のせいか、デザートに
 柿を持ってきた人が3人もいて柿三昧。
    歩いているうちは寒さは余り感じなかったが、食事で座り込んでいざ歩こうと
 したら急に風などに寒さを感じた。

  曙橋を渡ると我孫子市だ。フィッシングセンターはレストランと魚釣り堀がある。
 不思議なことに手賀大橋袂にある「道の駅」からこのフィッシングセンターまで、トイレが
 1箇所もない。およそ6.5キロあるので、1箇所くらい設けても良いのではない
 か。ちなみに我孫子市側に入ると同じ距離で3箇所くらい立派なトイレが用意さ
 れている。こんなところにも市の行政目線の違いが見えてくる。

        
   
湖面のきらめきがすばらしい  用水堀先に鯉が    先方の山は五本松公園

           
      こがもの散歩       人懐っこい白鳥

  近江八景とか金沢八景とかにちなんで、「手賀沼八景」が周辺にある。
  
    富士白雪  筑波青嵐  白山秋月  鵞湖帰帆  大井晩鐘
    城山春色  谷田落雁  五條谷赤壁
  (大正時代の「千葉県東葛飾郡誌」による)

   
        
      手賀沼八景案内板        のどか~        今頃咲く桜は何ざくら?


   ついに2/3位歩いて、「手賀沼親水広場」へ。河童の噴水前のベンチで一
  休み。

            
   松の害虫を捕らえる   鳥たちの日向ぼっこ   噴水の河童オブジェ(30分に1回)
   「こも巻き」 
   

           
    我孫子側からの手賀大橋    多分おながも        北柏ふるさと公園


    20キロは初めてという人が居たのにもかかわらず、14時に出発地「柏
   ふるさと公園に戻った。食事時間も入れてほぼ5時間。立派なものだ。
   「明日はテニスです。」という豪傑(女性)もいた。

     
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家庭菜園近況

2008年12月03日 | 畑の作物
今どきの畑の作物
  この時期に作る作物は大体決まっている。(もちろん10坪しかないので作る
 余地もないが。)来年のことも考えて寝かせて(休ませて)いる遊びスペースも
 ある。

  定番の「だいこん」。これまた定番の青首大根。すでに数本採って、大根おろ
 しや、おでんなどに使った。畝2本に作ったので来年までもつかも。娘らが来て
 も重いし、かさ張るので「貰っていく」とは言わない。

   

     次は毎日のように青虫退治に通った「ブロッコリー」。6本作ったが既に3本
 は食台に乗った。メイン(主軸についた花蕾)は1個だが、その後脇から子供
 や孫がどんどん出来て、食べるにはちょうど良い大きさで重宝する。
     栄養価が高いので人気作物である。

    

  来春用にいつも作るのが「絹さやえんどう」。ひと冬を越させるので、霜対策
 に苦労する。霜よけには笹竹などで覆いをするが、このところ住宅化が著しく、
 (何しろ柏市の人口はついに39万7千人)笹竹などなかなか手に入らない。いろ
 んな葉の付いた枝を利用する。

  ソラマメも作ろうかと思ったが、時機を逸してしまった。

  


  小松菜は正月の雑煮用に丁度いいように時期を合わせた(写真奥)。種ま
 きの時期をずらして作らないと一時期に沢山取れすぎて始末に困る。(写真
 手前は3週間ほど遅れて蒔いたもの。)

  

柿は豊作
  この1・2年は柿の出来が悪かったが、今年はどこの家の柿も、枝もたわわ
 になっている。我が家の柿も鈴なりの感じだが、小粒なのが多い。
  普通枝の上の方は鳥用に1.2個、道端の家では枝の下の方は旅人用に1
 ・2個残すのが日本人の習いと聞いているが、手の届きにくいのは全て鳥のた
 めに残した。
   「めじろ」が毎日食べに来るが、ひよどりのような大型鳥が来て、「チビ助ど
 け!」とばかりにズル込みをして横取りする。10個くらいないとかわいそうな
 のである。

   

        
  

  
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