読書・水彩画

明け暮れる読書と水彩画の日々

新年の水彩画初制作は冬の野菜

2015年01月27日 | 水彩画

◇ 「冬の野菜・たまねぎ・レタス・冬瓜」を描く  
    
  新年初の水彩画教室は1月9日(金)。冬の野菜を描こうということで玉ねぎ、レタスと
 冬瓜(とうがん)を描いた。
  冬瓜はカボチャなどと同じように保存が効く。かぼちゃの方は結構一年中店頭に並ぶ
 が冬瓜の方はやはり冬場に食べる。
  玉ねぎはカボチャと同じで冬の野菜というわけではない。レタスも同じ。しかし今描くと
 すれば何かというと、サツマイモとかサトイモとか・・・。要は店頭でこれしかなかったとい
 うこと。
  レタスは微妙なひだが特徴でキャベツより難しい。パリッとした食感が伝わるかどうか
 がポイント。冬瓜は皮がかたい。玉ねぎは皮が薄い。そういった特徴をどう描き分ける
 かが腕前ということになるが、さて結果は。

     CLESTER F6     

                                                                                                                                      (以上この項終わり)

               

 

 

 

 

 

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透明水彩で干物(うるめいわし)を描く

2015年01月18日 | 水彩画

魚の干物を写生
  前々回に水彩画の教室で干物を描いた。イワシの干物だった。少し半生という感じで
 本物の干物を描きたいと思っていたが、「角上」という鮮魚店でウルメイワシを見つけた。
 当然晩酌の肴になるのだが、その前に絵の題材にと早速1パック4連の品を買い込んだ。
 目がうるんで見えるからウルメイワシというらしいが、ウルメイワシはイワシ系の干物では
 最高級に属する。いい干物は肌が銀色に輝いている。さっと炙ってかじると口の中には
 豊饒な海の幸の味わいが広がり、併せて吟醸辛口の人肌燗の酒を含めば、一とき幸せ
 感に満たされる。

  さてそのウルメイワシの干物は陶器の中皿の上に載ったものの単品ではさびしい感じ
 なので庭先の南天の枝を手折り添えてみた。緑の葉と赤い実がイワシの銀色とよく調和
 して落ち着いてきた。

  
    
    CLESTER F8

                                                                      (以上この項終わり)

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透明水彩で冬のくだものを描く

2015年01月11日 | 水彩画

定番の静物・果物はリンゴとミカン

   
     Artenon F4

     庭のミカン(青島みかん)を葉付きで採ったので青森のリンゴ(サンふじ)にバナナと
    アボカドを加えて描いた。ミカンとリンゴは確かに冬の果物であるが、バナナやアボカ
    ドはいまや季節を問わず店頭に並んでいて季節性がない。
     ミカンもリンゴもこれまでずいぶん描いたが、なかなか思うようにいかない。水彩の
    特徴である重ね塗りがうまくいかないのだ。淡彩であればそれなりに重ね塗りの特徴
    が出せるが、濃い色を使うと下の色がとれてしまう。毎回苦労する。
     ミカンは肌がデコボコしているのが特徴であるが、うまく表現できない。デコボコがな
    いと柿のようになってしまう。
     アボカドはこれまたデコボコの見本であるが、独特の色合いである。濃い色合いに
    重量感があって絵にバランスをもたらす。
     バナナはずいぶん昔は高級な果物であったがこれは4本ひと房で税抜きで77円で
    売っていた。バナナは少し古くなると皮に付いた傷が茶色くなっていかにもバナナらし
    くなるのであるがこのバナナは新鮮なのでまだ割ときれいだ。

  (以上この項終わり)

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正月の華は「箱根駅伝」

2015年01月03日 | その他

◇ スポーツはドラマの世界
  ライブの世界はドラマが起きる。
  正月は2日の朝8時からTVの前に座って「箱根駅伝」を観戦するのが習わしになっている。
 10時ころになると子供らも起きてきてなにやかやで観戦もとぎれとぎれになる。気がつくと順位
 が大きく変わっていたりする。しかしマラソンや駅伝では、まずトップグループに入っていないと
 駄目だ。途中からぐんぐん飛ばしてそのままトップでというわけにはなかなかいかない。

  復路は8時から酒と肴を目の前に並べて延々と1時まで観戦する。当然酒はどんどん進み途
 中でうとうとしたりする。気が付くと7区あたりの展開は知らなかったりする。
  旧東海道の走路は自分で歩いたことがあるので懐かしい光景が現れて楽しい。
  それにしてもなかなか予想通りに展開しないからスポーツの世界は面白い。
  東洋大、駒大の優勝争いかと言われていたが、伏兵と思われていた青学が優勝してしまった。
 やはり往路5区の山登りが勝敗を分けるのだ。
  復路の東洋大と駒大の抜きつ抜かれつの争いも面白かった。ケニアの選手が抜けた山梨学院
 大もどうなることかと思ったが何とかシード権を保った。落胆したのは我らが母校中央大学。3年
 ぶりにシード権獲得を狙える8位で復路を走っていたが、10区で突然の脚の故障か最下位とな
 った。往年の王者も有力な選手がいないとなかなか勝てない。いい選手は勝てるところに入る。
 野球の巨人と同じ。悪循環だ。自分のせいで負けてしまった(シード権を逃した)選手は生涯負
 い目を背負って生きることになって、辛いところだ。たかが駅伝なのに気の毒なことだ。監督の
 作戦もあろうが、どの区を誰が走るかで結果が大きく違ったりするからこわい。
  解説を聞いているとランナーには双子や兄弟が、違う大学のメンバーとなって競い合っている
 ということでこれまた面白い。

  走るということは身体一つで競うスポーツなので、鍛え方ひとつで自分もそんな土俵に上がれ
 そうな気がしてくる。学校での運動会で走ることと競技として走ることはレベルが違うのでそれな
 りの訓練が必要だと思うが、訓練の仕方も、走っている最中も、競技の駆け引きも常に自分との
 対話の中で結果を出すということで思索的・哲学的である。ランナーは比較的小柄だと思ってい
 たら最近は180センチという大柄な選手も増えて来た。体が大きければコンパスが大きく有利
 のようだが、大きな身体はそれなりにエネルギー消費量も大きいし、必ずしも有利でもないだろう。
 ケニアやエチオピアなどアフリカ系の選手が10人抜きをしたりすると身体能力は彼らの方が勝っ
 ているような気がしてくる。

  走ることは置いといて、とりあえず明日からまた歩くことに専念しよう。

   本年もよろしくお願いいたします。
                                                (以上この項終わり)

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