読書・水彩画

明け暮れる読書と水彩画の日々

銀木犀が咲いた

2011年09月30日 | その他

秋の香り銀木犀
  銀木犀は金木犀に一歩先駆けて咲く。
  それはある朝雨戸を開けたときに、ほのかな香りで花の開花を知ることになる。
  およそ1週間もすれば花弁は開き切ってしまう。そうなるともはやこのかぐわしい秋の香り
  は来年までお預けになる。

  今年初めて銀木犀の香りに接したのは27日のこと。
  昨年は9月25日が開花日だった。その前は29日、その前は19日。その年の気象の状
  況で開花日も変わる。
 
  銀木犀は朝日をふんだんに浴びる庭にある。一方金木犀の方は北側の通りに面している。
  そのせいか、あるいは樹種によるのか、開花はいつも金木犀の方が後れをとる。

   
    銀木犀

   
     銀木犀

   
    金木犀

   
    ついでに今年の柿

    (以上この項終わり)

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落花生を収穫

2011年09月25日 | 畑の作物

開花後100日目
  今年4月24日に種を蒔いて、5月4日に発芽した落花生は、6月13日に最初の花が咲いた。
 その後2回土寄せして、豆が生る床を用意した。昨年は雨が少なく床がガチガチに乾いてしまっ
 て、なかなかいい豆が出来なかった。また、いろんな事情で収穫時期がずれて、満足する出来
 ではなかった。

    今年の開花(6月13日)

  今年こそと、教科書通りに開花後90日目に「試し掘り」をしたところまずまずの出来だったので、
 台風明けで、少し土が乾いたところで全部を収穫しはざ木に掛けた。ほぼ開花から100日だ。
  昨年は2畝作ったが、今年は1畝だけ。
  普通本格農家では畑に株ごと裏返しにして干す(地干しという)。その後ボッチを作って更に干す
 (野積みという)。
  我々素人は何となくカラスが怖いのではざに掛け、ネットを掛けてカラス避けとした。

      

  結構立派な豆が出来ていたが、枝の先にはまだ乳幼児のようなかわいいのが一杯ついている。
 可哀そうだが、大勢に従ってもらうしかない。

   (以上この項終わり)

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家庭用電気機器の寿命

2011年09月22日 | その他

電気温水器とTV

  今月の初め、風呂に入ろうと浴槽に湯を張った。
  湯と水の量をいつもの通りに設定し、溜まるのを待っていた。
  用が出来たので家内に「先に入っていいよ」と譲った。ところが、「何よ!水じゃないの」
  裸になってから気が付いたので、裸のままカンカンになって怒っている。
  「ちゃんと入れたのに…」と思って台所の湯の栓ひねって出してみると確かに水である。
  目盛最高のところでせいぜい40度くらいしかない。
  結局私は濡れ衣を着せられたわけであるが、間違いなく電気温水器の故障である。

  ほぼ16 年前に娘の手蔓で住宅展示場設置の550mlの温水器を据え付けて、翌年正月の2日
 にお湯が出なくなって、あわてて電気工事屋さんに来てもらって以来である。このときは電気的な
 故障ではなくて、温水配管の不具合だった。この電気屋さんは毎年「温水器は大丈夫ですか」と
 年賀状をくれる律儀な人で、早速電話で出張してもらった。
  さすがに御商売。我が家の電気温水器のカルテをお持ちで、
 「前回は平成2年の正月でした。」
 「あの時はまだ高校生の息子さんと二人で来ていただきましたね」
 「もう就職して私より高い給料をもらっています」
 とうれしそうだった。

   いろいろ調べて、制御盤の故障との判断で新品と取り換えてもらった。それから1週間。また同じ
  症状で、中途半端にしか温度が出ない。今度は温度上昇をチェックするサーミスタが1個いかれて
  いるらしいのでこれを交換して様子を見ることになった。最高温度まで上昇するのに48時間必要
  ということで翌々日まで待つ。ところがせっかく部品交換したのに温度は変化なし。
   今度は温度変化を伝えるリレーではないかということで手持ちのリレーでとりあえず交換して貰
  った。どうやら今度こそ大丈夫らしい。
   翌々日の今日になって新品のリレーと差し替えて1件落着。

  さて、電気温水器が故障し「新品と交換しなければならないとなるとまたもえらい出費だ」と心沈ん
 でいたところ、朝TVでラジオ体操をやった後ニュースを見ようとTVを付けたところ音だけで映像が
 出ない。しばらくするとスタンバイに切り替わって音自体も出なくなる。取扱説明書によるとこのTVは
 自己診断装置が付いていて、スタンバイランプの点滅回数で故障個所(原因)がわかる仕掛けに
 なっているらしい。早速メーカーの方に照会してみたら、点滅回数8回ということは「高圧発振回路
 に問題があると思います。この機種は2003年に製造中止になっていて、部品交換しても次は部
 品がないということもあり得ます。」と暗に買い替えを勧めてきた。
  このTV2002年の正月2日に箱根マラソンを見ていたらTVが故障し、あわてて近くの家電量販店
 に買いに走った代物で37型、ブラウン管式の旧いTVだ。

  この際と早速行きつけの家電量販店で液晶TVを買うことにした。ひところよりだいぶ下がったとは
 いえ、置き台や外付け録画機、旧機引きとり代など入れると結構な値段になる。今やエコポイントも
 ない。
  で、翌日。今日もダメかなと思って旧いTVをつけてみると、なんと映像も映るではないか。どうした
 のだ、今頃存在を主張しても既に遅いぞ。そして夕方、野球でもと思ってTVを付けたらまただめ。
  翌朝今日はどうかな。と思って付けたらまた点くではないか。いったいどうなっているの?と電気温
 水器のおじさんに聞いてみたら、「多分はんだ付け部分の劣化でしょう。よくあります」とのこと。10年
 もするとはんだ付け部分が剥がれる場合があるようだ。昔のラジオのように、脇をひっぱたくと点くの
 と同じ現象だ。「たまにひっぱたいたらどうです?」
  新しく入れるTVは人気の商品らしく、早くて月末の30日にならないと設置できませんという。それま
 で今のTVを、ひっぱたくとかなでるとか、だましだましして使うしかない。

  電気温水器もTVも、使い始めて10年を経過した。この種家庭用電気製品はいい加減くたびれるこ
 ろだ。近々家の外壁と屋根の塗り替え工事をやることになっていて、もの入りの季節になった。

  (以上この項終わり)

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水彩で「観音寺」を描く

2011年09月20日 | 水彩画

観音寺の「観音堂」
  先週の木曜日。有志でより集まって東武野田線逆井駅からおよそ15分の「観音寺」
 を描く写生会を行った。

  観音寺は春先の牡丹で有名であるが、これからは彼岸花。既に気の早いのがちら
 ほら咲き始めていた。
 
  そんな訳で今時の観音寺のモチーフはというと何かと言えば、紅葉にはちと早く、猛
 々しい緑の木の葉が、暑い夏の日差しを受けてキラキラ輝くさまを、どっしりとした寺院
 建築と対比させて描くことくらいしかない。

  左の木はハンケチの木。葉の裏が白っぽいのだが、日差しを受けた木の葉のハイラ
 イトの方が目立つ。右手手前の木は幹の肌はさるすべりに似ているが、つばき科の木。
 石灯籠は先の大震災で倒壊し、中ほどの胴は新品である。
  年代は定かではないが「観音堂」は本堂の向かって左手にあって、観世音菩薩を祀る。

  
   CLESTER 8F

  
水彩画の画材準備作業「水張り」
  水彩画を描く場合、画用紙が水を含むと寸伸びするため、何もしない場合、描いている
 うちに用紙面が波打ってきて、背景などを塗っていると谷に色が溜まって均一にならなく
 なる。6号程度ならさして気にならないが、8号以上ともなるとかなり気になる。こんな不
 便を避けるために、「水張り」といって、事前に水を打って、あらかじめぴんとさせたうえで
 絵を描く方法をとる。

  ホームセンターで工作用の木のボードなどを買ってきて、先ずフレームを作る。
  一応大は小を兼ねるということで10号を張ることが出来る大きさのボードにした。
  幸い白いコーティングをした厚さ3ミリくらいのベニヤ板があったので、10号の用紙の
 大きさより2センチくらい大きめに切る。
  1.5センチ角の角材で枠を作り、補強用に桟を入れた。

  木工用接着剤をボードと木枠に塗って、張り合わせた後、接着できるまで木ねじでしっ
 かり締める。

     


     

  昔子供が中学生のころ使っていた画板のようなものが出来上がった。上に取っ手を付け
 て紐を通して首に掛ければ、間に合わせの画板になる。

     

  今回初めて8号の画用紙を水張りし、「観音寺」の風景画に臨んだ。画面がしっかりし、筆
 がなめらかに滑り、描き心地はすこぶるいい。ただあらかじめ水に20分くらい浸して均等に浸みこませ、
 (8号の場合浴槽を使った)、しばらく洗濯紐に吊るして水を切った後、しっかりとボードに水張り用テープ
 で張り、乾くまで一日くらい待つ、というのが面倒といえば面倒くさい。

  (以上この項終わり)

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敬老の日メッセージが来た

2011年09月19日 | その他

◇ 孫の『敬老の日』メッセージ

  
        (LAから時差で遅れて着いた)

  これまで敬老の日と言っても、国民の祝日のひとつとしか受け止めていなかった。
  秋分の日は分かるけど、19日が休みだと聞いて「何の日だ?」程度。

  こんどは孫のRちゃんとMちゃんから「敬老の日」メッセージが届いて、ありゃ、俺が敬われ
 る老人かい。と歳を再認識した次第。本人は年々の身体機能の低下に、加齢の如実な表面
 化を実感しているが、改めて敬老の日に「いつまでも元気でいてね」などと書かれると、「いつ
 までこの元気が保てるかねー」と不安になってしまう。昔は70を乗り切れば、古来希なりなど
 と寿いだものであるが、最近では石を投げればぶつかった老人が「コキ」、「コキ」という位稀れ
 ではなくなった。

  3歳・4歳ではまだ自分で字を書くほどではないので、親(我が娘)が手助けしているので、
 「これからも元気でいてね」は「父の日、母の日」と同じような調子になってしまう。でも一緒に
 貰った手作りのクッキーなどは、捏ねや型抜きに孫が参加しているので心がこもっていないわ
 けではない。ありがとう!
  17年後の「敬老の日」には一緒にビールかシャンペンでも呑もうぜ!

   (以上この項終わり)

 <追伸>
 カリフォルニア在住の孫R君(プリスクールに通っている)から、一日遅れの敬老の日メッセージ
が届いた。

 

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