読書・水彩画

明け暮れる読書と水彩画の日々

今日は父の日

2007年06月17日 | その他

◇哀れな父たち
 昨日は朝起きて、まるで五月晴れのような爽やかさに驚きました。
 もしかして今年は梅雨がないのかと・・・。
 昨日買い物でデパートに行ったら、紳士もの売り場は娘やら母親
 と連れ立った娘やらで結構ごった返していました。「ははー、明日
 は父の日だもんね」と納得したのですが、今朝新聞を見ていたら、
 世の父親たちで「父の日プレゼント」を貰うのは、僅か27%とか。
 (そんな統計はあるのかどうか)何と父親とは弱い存在なんだろう
 と可哀想になりました(自分も含めて)。本人は「家族のため」と粉
 骨砕身の思いで働いてきたのに、気がついてみたら妻も子供も気
 持ちは遠く離れて、妻だけが母親として慕われている。「なんと理
 不尽な!」と怒っている父親が結構いるということです。
  そんなことを思っている矢先「宅配でーす」。「むむ!さては」と
 思ったらば、案の定父の日プレゼントでした。27%の狭き門をすり
 抜けたということです。よかったよかった。
  贈り物の中身といえば季節柄「札幌開拓使麦酒醸造所時代の
 復刻ビールとおつまみセット」。娘らは斯くも父親を知り抜いていると
 いうこと。
  日本人の手で最初のビールが作られたのは明治9年のこと。
 「札幌麦酒醸造所」は現在のサッポロビールの前身です。
 復刻ビール詰合わせは「開拓使ビール(ピルスナー)」と「クラーク(アルト)」
 の2種類で、いずれもなかなか結構な味でした。特にアルトはホップが効
 いていて通好みでした。つまみは系列の「エーデルワイスファーム」の製品。
 ボロニアソーセージ、チリソーセージ、チョリソ(季節限定で辛い!)スモークジャーキー
 でした。
 日曜日とて昼間からビールを頂いて「アー父の日だな」と思いました。

    

 

 

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滞りがちな水彩画修行

2007年06月14日 | 水彩画
◇久々の屋外写生
  梅雨に入る前に屋外写生ということで麗澤大学構内に写生に行った。
 桜やなんじゃもんじゃの花、ハンカチの樹の花などここもしょっちゅう賑
 わっているが、この日は人影も少なく、覗き込まれることも殆どなく安心
 して描けた。(覗き込んだ小さな男の子に「おじさん何描いているの?」
 と聞かれて一瞬絶句した。欅の樹を描いているつもりだったのに~)

 その前後に描いた作品も併せてご覧下さい。

                  
     坂のある家    麗澤学園・けやき  ゆり          モネ・セーヌ河の朝「曙」(臨画)
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妙義山を歩く

2007年06月12日 | 山歩き
◇雷雨予報を衝いて
  旧くからの仕事仲間(平均年齢72.3歳)と年1回軽い山登りをしている。昨年
 は外秩父の鐘撞堂山。金山温泉に泊まって鉢形城跡も観てきた。
  今年は妙義山を歩こうという企画であったが週間天気予報ではその日だけ
 が雨予報で心配だった。
  当日になっても群馬県は全県的に雷雨という予報は変わらず。不安のうち
 に出発した。ところが午前中は陽も差して「またも外れか気象庁」などと憎ま
 れ口をきいていたが、妙義神社から急な山道を登り、一本杉から第一石門
 という、大岩と石の穴を抜ける頃から雷の音がし始め、雨が落ちてきた。こ
 の調子では濡れた足場が危険との判断から名誉の撤退。結局第四石門か
 ら見晴台までという予定コースは断念することになった。帰り道はしばらく豪
 雨となったものの何とか出発点の妙義神社に帰り着いた。
 その日は舌切り雀と鉱泉センベイで有名な「磯部温泉」に泊まった。

              
      妙義山          ローソク岩           第二石門鎖場


           
      第二石門           マタタビの葉          ヤマホタルブクロ

            
      シモツケ(ソウではない)    マムシ草              ノハラアザミ・サワシロギク

     
        イナカギク
       
  
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甲州道中・最終ラウンド(その4)

2007年06月06日 | 里歩き

◇あっけない完全踏破
  
4時前に宿に着いて、湯量も多いし湯温も高い上諏訪の温泉にゆっくり
  浸かって、夕食まで一眠りした。夕食には「地酒セット」という日本人らし
  い発想のメニューがあった。真澄、舞姫、麗人、横笛、本金など小さいグラ
  ス1杯ずつ楽しめる具合になっている。夕食は存分に呑みかつ食べ、明
  日に備えた。
   さて、6月4日(月)は今日も快晴。爽やかな湖岸の道を歩き、昨日の街
  道に復帰する。温泉地には温泉神社をよく見かけるが、ここは温泉寺。
  高島藩諏訪氏の菩提寺でもある。
   富ケ丘という、石を投げれば諏訪湖の湖面に届くかというほど湖水に接
  近した所を過ぎ、急角度に右折する道を上がると、あれ懐かしや「諏訪
  大社下社秋宮」の社殿が現れた。僅か10キロ足らずで今日の歩きは終わ
  り。無事に甲州道中を歩き通せたことを感謝しお参りした。
  このあと有名な「新鶴・塩羊羹」を買い、その先「綿の湯」にある「中山道
  ・甲州道中合流点」に立ち、妻と完全踏破を喜び合った。

           
          諏訪湖        諏訪大社下社秋宮    中山道・甲州道中合流点
 
            
     
     下諏訪宿本陣岩波家

     
今回の旅では、韮崎辺りで懐かしい甲斐駒ケ岳や鳳凰三山、富士山
   の大きな姿に出会えるのが楽しみであったが、残念ながら雲に隠れて
   見ることが出来なかった。
    帰路あずさの車窓からながら、何とか接しえたのが救いであった。

            
           甲斐駒ケ岳             富士山

   

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甲州道中・最終ラウンド(その3)

2007年06月06日 | 里歩き

◇上諏訪を目指して
 
 青柳を経て金沢宿に着く。ここの本陣跡は標識のみ。権現の森から
 ほぼ中央線の線路と宮川沿いに進む。時折「スーパーあずさ」など電車
 が通り過ぎる。今日は日曜日で、小学生などの釣り人がいるが、「釣れ
 ました?」と聞いてもただ首を振るだけ。余計なこと聞くなということは釣
 れてないんだナ、きっと。
  やがて茅野市に入り街らしくなってきた。お昼どきなので蕎麦でも食べ
 ようと駅前の店に入った。聞けば生ビールがあるという。これまで歩きの
 最中はアルコールはご法度と堅く決めていたのに、後10キロ足らずだし・・・
 と、とってつけたような屁理屈をこねて中生を1杯だけ飲んだ。軟弱者め。
 その美味たるや何ものにも代え難いものであった。蕎麦も、もちろん美
 味しかった。
  道は四賀で諏訪市域になり、やがて元町交差点にある酒蔵「真澄」が
 見えてくる。「真澄」は諏訪を代表する銘酒と言っていいいだろう。ここで
 も利き酒はやっているが有料だというのでパスした。金を出してまで試
 飲することはない。「真澄」はちょっと私の口には合わないのだ。この通
 りには真澄を初め麗人、舞姫、本金など酒蔵が並んでいる。
  諏訪駅の手前から湖岸に向かって進み、今夜の宿「湖山荘」に着く。
 宿の前に「間欠泉センター」なるものが立っている。昔は何十米も吹き上
 げたようだが、今は時間を置いて圧を高めてから噴出させても2~30㍍
 がやっとのようである。
    
         
    諏訪湖流域は御柱祭     信州は双体道祖神     時折スーパーあずさが
 
 

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