◇哀れな父たち
昨日は朝起きて、まるで五月晴れのような爽やかさに驚きました。
もしかして今年は梅雨がないのかと・・・。
昨日買い物でデパートに行ったら、紳士もの売り場は娘やら母親
と連れ立った娘やらで結構ごった返していました。「ははー、明日
は父の日だもんね」と納得したのですが、今朝新聞を見ていたら、
世の父親たちで「父の日プレゼント」を貰うのは、僅か27%とか。
(そんな統計はあるのかどうか)何と父親とは弱い存在なんだろう
と可哀想になりました(自分も含めて)。本人は「家族のため」と粉
骨砕身の思いで働いてきたのに、気がついてみたら妻も子供も気
持ちは遠く離れて、妻だけが母親として慕われている。「なんと理
不尽な!」と怒っている父親が結構いるということです。
そんなことを思っている矢先「宅配でーす」。「むむ!さては」と
思ったらば、案の定父の日プレゼントでした。27%の狭き門をすり
抜けたということです。よかったよかった。
贈り物の中身といえば季節柄「札幌開拓使麦酒醸造所時代の
復刻ビールとおつまみセット」。娘らは斯くも父親を知り抜いていると
いうこと。
日本人の手で最初のビールが作られたのは明治9年のこと。
「札幌麦酒醸造所」は現在のサッポロビールの前身です。
復刻ビール詰合わせは「開拓使ビール(ピルスナー)」と「クラーク(アルト)」
の2種類で、いずれもなかなか結構な味でした。特にアルトはホップが効
いていて通好みでした。つまみは系列の「エーデルワイスファーム」の製品。
ボロニアソーセージ、チリソーセージ、チョリソ(季節限定で辛い!)スモークジャーキー
でした。
日曜日とて昼間からビールを頂いて「アー父の日だな」と思いました。