◇冬場の静物画モチーフ
この時期は静物画(花)を描こうにも素材が乏しく、日本水仙や山茶花、寒椿のほか千両・
万両や南天など実ものしかない。
南天も食料不足の冬場は鳥どもの恰好の餌として狙われるのだが、ネットで囲ってなん
とか保たせた。
生花の動とドライフラワーの静を表現することを意識しようというのが今回の写生の狙いで
あったが、ほとんど成功していないことを白状せざるを得ない。
・南天の実はもっと大きくした方がよかった。
・ほうずきはドライフラワーらしい静謐さが出ているだろうか。
・蓮根の花託(または花床)部分もドライ状であるが雰囲気に乏しい。
・生の花との対照性を強めるために寒椿を添えたがうるさいだけの存在かも知れない。
・網籠は細かくて、丁寧に描いていると神経衰弱になりかねないが、ある程度写実的に描か
ないと網籠に見えないので観る人は勘弁してくれない。難しいところである。
全体としてやや不満が残る作品になった。
CLESTER 8 号
(以上この項終わり)
◇年遅れの古希の祝い
所属する障害者施設支援グループでは年経て古希到達者が増えてきた。昨年は2名が
おめでたい区切りに達し、記念旅行でお祝いしようということになったが、方面選定などに
紆余曲折があり年を越してしまった。そうすると平成23年に入って間もなく古希を迎える
メンバーが待ち構えていたりして、前倒しを含め3名の方をお祝いすることになった。
そこで旅行先は時節が冬真っ盛りということで伊豆。
伊豆稲取では丁度「雛のつるし飾りまつり」開催中で、ここで名物の「金目鯛」を食べ、翌日
は河津桜を鑑賞しようということになった。
稲取温泉旅館組合 河津町観光協会 JR東日本
◇伊豆稲取の「雛のつるし飾りまつり」
日曜日で「伊豆踊り子号」はほぼ満席だった。伊豆稲取は「雛のつるし飾り」発祥の地だそ
うで、宿の前にあるメイン会場「文化公園」をはじめ、市内5会場でつるし雛の展示が行われ
あちこちで手作りのつるし雛が売られていた。ていた。(それほど手が込んだ作りものではな
いと思うのだが、結構いいお値段だった。)
「雛のつるし飾りまつり」は1月20日から3月31日まで。
金目鯛を初め新鮮な魚と酒を堪能し、翌日は伊豆急で二つ目の河津へ。
稲取海岸線
文化会館 河津桜 足湯
豪華絢爛
◇河津の「河津桜まつり」
先週土曜日から「河津桜まつり」が始まっている(3月10日まで)。
駅の脇から桜並木が始まっているが、まだちらほら状態でがっかりした。町中の人がおよそ
2.5キロの河津川沿いのお花見ウォーキングコースに集まっているのではと疑うくらい熱が
こもっていた。月曜日なのに結構な人出で、わずかに咲いている花を写真に収めようと一生
懸命になっている。うっかり誘いに乗って試食毎に手を出していると、2キロのウォーキング
では消費しきれないカロリーを取り込むこと請け合いだ。
甘めに見て2分咲き。この分では今週末くらいになればなんとか見頃になるに違いない。
夜は6時から9時半までライトアップされるということであるが、駅近くで昼食をとって起点の
伊豆稲取へ。人気の「リゾート21黒船電車」もほぼ満席であった。
再び踊り子110号に乗り換えて帰路へ。
伊豆稲取駅 名物:金目鯛 スーパー踊り子号 黒船電車
河津駅
河津商工会館
菜の花
踊り子110号
(以上この項終わり)