24日21時30分に二月の満月を迎えました。
この満月はネイティブアメリカンによって「スノームーン」と名付けられています。
雪が深く積もった山間に浮かぶ静寂で神秘的な満月の姿がイメージされます。
この満月は「最後の満月」と言われています。
というのは、占星術的には3月20日が一年のサイクルの始まりとなるからです(今年の場合)。
遠地点(1公転の間で月が地球から最も遠ざかる点のこと)を通過するのは翌日25日(日)の午後11時59分です。満月のときの地心距離(地球の中心と月の中心の距離)は、約40万6,000kmとなります。
ちなみに、2024年で地球に最も近い位置で起こる満月となるのは10月です。2024年10月の満月における地球からの地心距離は、約35万7,000kmです。2月のスノームーンと比べると約5万kmもの違いがあることがわかります。面積でいえば、約22パーセントの差です。
先日、小型月着陸実証機「スリム」が月に着陸したニュースなんて、ちっちゃなちっちゃなことのように思える遥かなる距離の話しです。
今日はたまたまお天気が回復して満月が見られましたが、明日は雨に見舞われそうです。
また寒い一日となりそうです。