リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

PA

2005年12月16日 18時25分34秒 | 音楽系
小音量のPAシステム一式を買いまして,やっと昨日セットアップしました。セットアップと言っても入れ物を探してきて,結線した機材を入れただけですけど。(笑)

買ったのは,富士通テンのスピーカーと,超小型のプリアンプとメインアンプ,それに業務用のタイピン型小型マイクです。マイクが大きいといかにも「マイク使ってますぅー」って感じでみっともないので,目立たないものにしました。

富士通テン関連会社に勤めているUさんに機材のことをいろいろ教えて頂きまして,この小さなマイクを使うことにしました。彼の意見では,20万クラスのマイクよりむしろいいくらいだということです。リュートの場合,音圧はあまりなく,音域も限られているので,超小型マイクで必要十分ということのようです。これを譜面台の手前のところにつけて,機材は後方に置くことにすると見える機材やケーブルは最小限になります。やっぱり古楽だから,エレキみたいに床はケーブルだらけ,後ろに機材がどっと,じゃない方がいいですからね。

音を出してみた感じは,非常にナチュラルで,あの小さなマイクからとっているとは思えないほどのいい音です。これで,レストランなどあまり音場の条件がよくないところでのコンサートもばっちりです。

あさってミューズで行う「リュート音楽のひととき」にさっそく使ってみようかなと思っています。