リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

江戸の文様 萬古模様

2010年05月02日 11時26分52秒 | 音楽系
現在四日市博物館4階の特別展示室で「江戸の文様 萬古の模様」という展示をしていますが、その中でミニシアター「文様の説明をするもの」が近日公開されます。そのBGMに、私の演奏が使われますので、どちらかに(あるいは両方に)興味のある方は是非お出かけになるといいんじゃないかと思います。

四日市博物館

曲は、私が新しく出す予定のCDからのものです。少し前に最終編集が終わったところですが、CD発売前に一部公開ということになります。曲はバッハの組曲第1番、4番、ヴァイスのニ短調ソナタの中から2,3曲です。(どれになったかはまだ聞いていませんが・・・)

四日市の地場産業として知られる萬古焼(ばんこやき)はもともと桑名が発祥の焼き物で、沼波弄山(ぬなみろうざん)という人が始祖です。展示では古萬古が中心だということなので、弄山作のものが見られると思います。

市内の新町にある光徳寺には弄山の墓があります。



ここの桜の老木が綺麗な花をさかせるんですよねぇ。雑魚の桜(失礼!)100本を見るより、ここの桜を見る方がはるかに素晴らしい。今年の満開の写真です。



この広徳寺は私が学んだ小学校が創建された場所です。ここまで書いて来て気がつきましたが、今回のBGM依頼は何かものすごく縁のあるものだったんですねぇ。(笑)