リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

最後の「ご印税」

2011年12月27日 12時28分22秒 | 日々のこと
実は密かに「ご印税」をもらっていまして、それがついにというかとうとうこの12月で最後になります。S社の英語教科書の印税ですが、今年度まで一応著者として奥付に名前が出ています。そのS社から「ご印税を12月○日に某銀行に振り込みました。・・・」と案内が届きました。

もう10数年以上前からお世話になっていますが、前の版からは、音楽も担当していますので、申し訳なくも他の著者の先生方よりは多少多く頂いております。

教科書の売り上げは、実は教科書本体よりも関連教材(教科書ガイド、問題集、リスニングCDなど)の方が多いんです。って、いっちゃっていいのかな?初めて教材のCDが出たとき、それに私の音楽が使われているので、わざわざ近所の本屋に買いに行ったものです。(笑)

でも現行の教科書の分は、バーゼルにいたときに少し執筆しただけで、会議に出たわけでもなく、ほとんど貢献していませんが、それでも頂いているのは感謝の極み。さらに、新指導要領への移行の関係で、1年余分に教科書が使われることになったので、今年の分はおまけです。どういう事情かよくわかりませんが、なんとおまけの方が昨年より多かったです。(喜)

でもそれも今年まで。来年は減収です。(悲)といっても大した額ではありませんがね。S社の編集の皆様、ほんとうにお世話になりました。