リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

歯科治療

2014年01月19日 13時43分05秒 | 日々のこと
金曜日の歯科治療は長丁場でした。何と4時間近く!

昨年12月のはじめ頃より、左下奥歯が痛み始めどうしても我慢できなくなって12月の中頃より通院を始めました。この歯はもう1年以上前から、ものをかむと少し痛んだり水がしみたりしていた歯でした。でもなんとか我慢ができる程度だったので、歯医者に行くのがいやでしたから放って置きました。でもとうとう年貢の納め時。(笑)夜中に痛みで眼が覚める程痛くなってきました。でも不思議に起きると痛みはひいていきました。12月のはじめにコンサートが2つありましたが、本番中にあの痛さではとても演奏できたものではありません。でも起きている間はなぜか痛くないので、本番は特に問題ありませんでした。

でも就寝して何時間かすると痛みで眼が覚めるので、だんだん寝不足になってきました。これではもたないと思いましたので、ついに歯医者に行く大英断を下したのでありました。

金曜日は3時間はかかりますよ、って言われていたので覚悟をしていきましたが、ホント、優にに3時間超え、4時間近くかかりました。治療が始まる前に先生から、「治療中iPodなんかで音楽を聴いていてもいいですよ」って言われましたが、音楽を聴いていていい気分になっているところに突然ズキンときたらせっかくの音楽が台無しになるので、聴くのは止しました。

実は先生は竹馬の友なんですが、こと治療に関しては容赦は致しません。「はい、痛くなりますからねー」なんて言われたあとはホントに痛くなります。(笑)でも今から思えば、先生のお言葉通り、iPodで音楽を聴いていればよかったです。曲目はマタイ受難曲。歯科治療中にはぴったしの音楽です。キリストの痛みが少しでもわかろうというものです。時間的にもちょうどいいくらいでした。

今回で治療は峠を越えました。現在は噛んでも痛くなくなりましたし水もしみません。もちろん夜中に痛くなるということもありません。あとは歯にかぶせものをするだけです。めでたしめでたし。