当地方でも最近というか今年に入ってから雨があまり降っていません。もともと冬は晴れの日が多くあまり雨は降ることはないのですが、それでも例年より空気が乾いている感じがします。
今日テレビのワイドショーで見たんですが、湿度には実効湿度というのもあるそうなんですね。中学校のときに習った湿度というのは、その気温の飽和水蒸気量に対して、どのくらい水蒸気があるのかという割合ですが、実効湿度というのは木材がどのくらい乾いているのかというのを示す数値だそうです。詳しい計算方法はわかりませんが、なんでも何日分かの湿度をもとにして算出するらしいです。
このエントリーを書いている私の部屋の温度は現在22.8度、湿度は44%です。22、3度が体温との関係もあって、弦の狂いが一番少ないです。あくまでも経験上ですが。なぜか私の部屋の湿度は40%を下回ることはないですが、これはひょっとして西側の壁面一面が本棚になっているので、本が吸い込んだ湿気が湿度を安定させているのかも知れません。
リュートに限らず弦楽器が一番恐れるのは乾燥のし過ぎです。乾燥しすぎると表面板にクラックが入ることがあります。冬のヨーロッパの部屋の中はずっとストーブを焚きっぱなしということもあり(ガスの火を入れるのが10月、消すのが4月に入ってからで、その間火はつけっぱなしです)ものすごく乾燥するので、リュートにとっては恐ろしい季節です。ですから、ストーブの上にいつも水の入った鍋を置いて乾燥し過ぎを防いでいました。
最近の乾燥気候のせいで、木製の椅子が割れたりすることもあるようです。もっとも何もしないで割れたわけではなく、座ったらパリッと座面が割れてしまったということらしいです。リュートはバロックリュートだったら60kgを超える張力の弦が張ってあります。弦の少ないルネサンスリュートでも40kg台、クラシックギターも同じくらいでしょう。弦楽器はいつも表面板に力がかかっていますので、気が付いたらクラックが入っていたなんてことがあるわけです。
ここ2、3日少し雨が降ったこともありましたが、このくらいではなかなか実効湿度は下がらないのではという感じがします。楽器を保管したり演奏したりする部屋には温度計と湿度計を常備して絶えず注意しておく必要がありますね。
今日テレビのワイドショーで見たんですが、湿度には実効湿度というのもあるそうなんですね。中学校のときに習った湿度というのは、その気温の飽和水蒸気量に対して、どのくらい水蒸気があるのかという割合ですが、実効湿度というのは木材がどのくらい乾いているのかというのを示す数値だそうです。詳しい計算方法はわかりませんが、なんでも何日分かの湿度をもとにして算出するらしいです。
このエントリーを書いている私の部屋の温度は現在22.8度、湿度は44%です。22、3度が体温との関係もあって、弦の狂いが一番少ないです。あくまでも経験上ですが。なぜか私の部屋の湿度は40%を下回ることはないですが、これはひょっとして西側の壁面一面が本棚になっているので、本が吸い込んだ湿気が湿度を安定させているのかも知れません。
リュートに限らず弦楽器が一番恐れるのは乾燥のし過ぎです。乾燥しすぎると表面板にクラックが入ることがあります。冬のヨーロッパの部屋の中はずっとストーブを焚きっぱなしということもあり(ガスの火を入れるのが10月、消すのが4月に入ってからで、その間火はつけっぱなしです)ものすごく乾燥するので、リュートにとっては恐ろしい季節です。ですから、ストーブの上にいつも水の入った鍋を置いて乾燥し過ぎを防いでいました。
最近の乾燥気候のせいで、木製の椅子が割れたりすることもあるようです。もっとも何もしないで割れたわけではなく、座ったらパリッと座面が割れてしまったということらしいです。リュートはバロックリュートだったら60kgを超える張力の弦が張ってあります。弦の少ないルネサンスリュートでも40kg台、クラシックギターも同じくらいでしょう。弦楽器はいつも表面板に力がかかっていますので、気が付いたらクラックが入っていたなんてことがあるわけです。
ここ2、3日少し雨が降ったこともありましたが、このくらいではなかなか実効湿度は下がらないのではという感じがします。楽器を保管したり演奏したりする部屋には温度計と湿度計を常備して絶えず注意しておく必要がありますね。