リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

白井美穂フラウト・トラヴェルソ・リサイタル

2023年10月14日 22時50分08秒 | 音楽系
名古屋市中区のドルチェ・アートホールNagoyaで開催された白井美穂フラウト・トラヴェルソ・リサイタルを聴きに行ってきました。

会場は管楽器系の楽器屋さんのお店にあるホールで、開演10分前に到着したのですが、100名ほどの席はすでに一杯になっていました。先週のバロック音楽の旅16講座でチラシを配布しましたので、桑名の方もいらしていたかも知れません。



プログラムは「魂揺さぶる珠玉のドイツバロック音楽」という副題が付けられているように、次のようなドイツ作品で構成されていました。

クヴァンツ/フルート・ソナタ ト長調
ミューテル/フルート・ソナタ ニ長調
クラインクネヒト/室内ソナタ ロ短調
テレマン/トリオ・ソナタ ロ短調、無伴奏フルートのためのファンタジー ニ長調
C.P.E. バッハ/ハンブルク・ソナタ ト長調
J.S. バッハ/フルート・ソナタ ホ長調

会場にはバロック音楽を初めて聞くとおぼしき方も多かった(多分)ようですが、ドイツバロックの後期、ギャラントスタイルの作品で構成されているので、とても耳になじみやすかったのではないかと思います。

共演は、ヴィオラ・ダ・ガンバ:小池香織、チェンバロ:杉浦道子。ちなみに杉浦さんが使用したチェンバロは新しい楽器で、今回名古屋では初めて使ったとのことでした。