リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

町内会長のなり手

2023年10月30日 10時09分08秒 | 日々のこと
今朝の新聞に20歳の町内会長の話が出ていました。全国的には町内会長のなり手不足だというのに、偉い方です。

ウチの町内は極小規模ですが、ご多分にもれず会長のなり手が少ない、というかそもそも人がいません。高齢で会長を務めるのが難しい方を除くと数人で町内会長を回しています。さらに昨年はそのなり手のお一人がお亡くなりになり、また病気がちの人もいらっしゃって、実質2、3年に1回は会長を務めなければならないというのが現状です。もっとも小規模町内会なので大した仕事はありませんが。(一昨年会長を務めたときはコロナ禍のため仕事は実質ゼロに近かったです)

新聞記事はデジタル化の遅れも指摘していました。22年に公表した総務省の調査によると、自治会でどのようなデジタル化が行われているかという問いに「取り組みがない」と答えた自治体は75.1%だとのことでした。ウチも役員はラインで連絡がとれるようにしましたが、お一人(80歳)だけは、スマホはお持ちですがどうしてもライングループには入らないとおっしゃるので、その方だけ電話連絡とか直接訪問しなければならず不便極まりないです。

その方のスマホを操作してライングループに入ってもらうということはできるのですが、その方は迷惑メールに対して異常なくらい警戒心をお持ちです。デジタル・リテラシーが低い方に限ってラインとは関係のないところで詐欺なんかにかかってしまう可能性が充分にあり、そんなときに限ってお前があのときライングループにワシを入れたからこんなことになったと逆恨みを買う可能性があるので触れないことにしています。実際以前その様な経験がありまして、どれだけきちんと説明をしても分かってもらえませんでした。

町内会より広域の自治会連合に関してのデジタル化については当ブログでも取り上げたことがありますが、今のところ何の進展もありません。地方の老齢層は昭和のままみたいです。