勝浦からの帰路は三重県熊野市の鬼ヶ城から少し手前にあるレトロな喫茶店に立ち寄ることにしました。鬼ヶ城は地震による隆起や風化と波の浸食によって造り出された大岩壁群でまさに奇景ともいうべき観光スポットです。国道42号線沿いなのでとても分かりやすいところに位置します。
その鬼ヶ城の少し手前には獅子岩という口を開けたライオンの頭部のような形をした岩がありこれもとても有名です。
その獅子岩がすぐ近くに望める所に件の喫茶店があります。
ここは熊野灘がすぐ眼下に開け、夏の熊野大花火大会を見るには最高のスポットになります。ここには以前2,3回立ち寄ったことがありましたが、お店の中は昭和レトロそのもので、もちろんトイレも和式。メニューも昭和の喫茶店が出していたようなばかり。定食は今から見ると量は少し少なめですがとても丁寧にいろんな種類の食材が盛り付けられていて懐かしい感じがします。
何か店内が暗いのでもしやと思いながら入り口に向かいますと、何やら張り紙が。
「近日リニューアル」ということで本日はお休み。残念賞です。どうリニューアルされるかが少し気になります。外観や内装は令和になってもいいですが、メニューだけは昭和のままでいてほしいところです。