連日テレビのワイドショーは大谷選手の例の件でもちきりです。いろんな憶測が飛び交っていますが、まぁ私は野球にはあまり興味がないので、あまりテレビの電波を占有しないように願いたいです。
今回の事件でとんだとばっちりを受けたのはK1出版社が出した英語教科書Oです。見たことはないのですが、なんでも大谷選手と通訳の水原氏のことを題材にしたらしいです。すでに検定も通っているみたいですが、これはもう使えませんですね。
以前も書いたことがありますが、まだ生きている人についてその名を冠した建築物を作るとか銅像を作るとか、今回みたいに教科書で扱うことははかなりリスクを伴います。人生いろいろありますから、特に若い人であればこれから何が起こるかわかりません。ほら、いわないこっちゃない、みたいなことが起こりえます。
英語の教科書はT出版社、K2出版社、S出版社の3社が多分今も寡占状態になっていると思います。私の記憶ではK1出版社の教科書やもう1社M出版社もありますが採択数は極くわずかです。来年度からあたらしい教科書を使うようです。K1出版社の英語教科書は採択が少ないようです。ひょっとしてどこも採択していないので、実は損害はない?そんなことはないでしょう。
採択状況を調べてみましたら私の記憶しているのと随分採択地図が変わっていました。3社寡占というのは昔の話だということがわかりました。T,Sは相変わらず多いですが、K2の凋落が目立ちます。かわってマイナーだったMが結構採択されています。当地でもMです。あといくつか新規参入(いつ参入したのかはわかりませんが)出版社もありました。世の中変わっていきます。