リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

リハビリ

2024年12月28日 12時04分04秒 | 音楽系

ゾフルーザというインフルエンザの薬はとてもよく効きました。服用して3日目の今日、まだ咳が少し残りますが体の中にウィルスがいる感じはなくなりました。学校保健安全法では「発症後5日間かつ解熱後2日を経過するまで」は学校に来てはならぬとなっていますが、この尺度でいうと私の場合は明日からは無罪放免ということになります。

年末にインフルエンザにかかってしまうと予定していたことができなかったのでこれから忙しくなります。特に今年はストックホルムに行っていたので「年末進行」ができずなおさらです。

とりわけ演奏の方のリハビリを行わなくてはなりません。11日に本番があったので、この日までは最高レベルを維持していましたが、その後はほとんどまともな練習をしていません。ストックホルムで新しいアッティオルバートで毎日練習を継続しようと計画していましたが、ストラップや滑り止めを忘れたためあまり長い時間練習ができませんでした。

インフルエンザに罹っていたときは全く練習できませんでしたし、きちんと基礎練習も含んだ練習が出来なかった期間は2週間近く及びます。今日からリハビリです。1週間休んでいてもそのあとすぐ弾けるようになる!と豪語する方もいらっしゃいますが、そういうことはあり得ません。そう感じているのならそれは基準が違うかもともと大した技術を身につけていない場合でしょう。普通は3日休んだら技術を戻すのに10日くらいはかかるものです。今回は多分10日以上かかると思います。

いやぁストックホルム行きで多少技術が落ちることはわかっていましたが、インフルエンザ罹患は予想外というか予定外でした。コロナのワクチン接種のときに一緒にインフルワクチンも接種してもらってたらよかったと後悔しています。今年のインフルエンザは感染力がものすごく強いそうですので、皆様におかれましてもご留意してお過ごし下さい。