リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

Klassenstunde 2025a

2025年02月22日 11時49分38秒 | 音楽系

バーゼル・スコラ・カントルムのホプキンソン・スミスのクラスで、生徒のみなさんが集まってミニコンサートを開いたりすることがありました。その後はミニ・パーティーみたいになるのが多かったですが、その時間のことをKlassenstudeと呼んでいました。日本語で言えば、まぁ「学級会」と言ったところでしょう。

私のリュートクラスもそれに習って発表会のことをKlassenstundeと呼んで開催してきています。コロナ禍の際はオンラインで一度開催しました。オンラインはやってみると結構手軽で実用的でした。特にウチの生徒さんは滋賀県(守山)、奈良県(橿原)、岐阜県(各務原)、愛知県(名古屋、碧南、豊橋)、三重県(四日市)などと地域がとても広範なので、出かける手間がかからないオンライン開催は好評でした。

今日の午前中は2年ぶりにオンラインのクラッセンを開催しました。実は昨年末に予定していたのですが都合で延期して今日の開催に至った次第です。

今日の参加者は少し少な目でしたが、皆さんのとっておきの演奏を聴かせていただきました。

今回からはライブ演奏ではなく、予め録画した演奏でもいいということにしましたので、とても美しい「作品」を送っていただいた方もいました。私も2016年のリサイタルがビデオ録画されていましたので(それにごく最近気がつきました!)その中からチェロ組曲6番の抜粋を聴いていただきました。

あとイベントというかお遊びで「間違い探しクイズ」をやってみました。ちょっと品がないですが、演奏家が間違った音を録音した箇所を当てるという趣向です。これは頻発しているわけではありませんが、よく聴いて見るとミスがわかることがあります。20年くらい前の録音と最近発売された最新版と私のライブをネタにしました。でも意外とわからないものですねぇ。CDの会社も安心していいのかも。

ここ何年かクラッセンを開催する頻度が減りがちでしたので、年内にもう一度開催をしてみたいと思います。


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