バス弦にガムート社のピストイ弦を使っていたことがありましたが、私見ではバス弦としての性能はアキラ社のローデドナイルガット弦(CD)の方が優れていて、高価なピストイ弦をわざわざ選ぶことはありません。ピストイ弦を張った場合の費用について以前計算したことがありましたが、テオルボだと弦が長いので15万くらいかかります。一生ものだ、と言われて大枚をはたく方もいらっしゃるかも知れませんが、そもそも弦は一生ものではありません。
バロック時代にはガット弦を使っていたから、その当時のリュートのサウンドを味わうには全ての弦にガット弦を使わなくてはならないという考えをお持ちの方がいます。
これは確かにその通りですし、そうあるべきです。しかし細かく説明すると長くなりますので簡単に言いますと、ガット弦の現状は「まだ開発途上」です。選び方や運用の仕方次第では必ずしもいい結果が出るとは限りません。かえって悪くなりヘタに聞こえることすら往々にしてあります。このことは当ブログでも何度も指摘しています。
テオルボやバロックリュートの場合、高い演奏・調弦能力、弦の選択眼を持つプロが全ての弦にガット弦を選択するのは別として、アマチュアもそしてもちろんプロであっても現時点で手に入る弦(もちろんガット弦も入ります)を音質、安定性、扱いやすさ、価格などを考慮して組み合わせを考えた方が得策だと思います。
バロック時代にはガット弦を使っていたから、その当時のリュートのサウンドを味わうには全ての弦にガット弦を使わなくてはならないという考えをお持ちの方がいます。
これは確かにその通りですし、そうあるべきです。しかし細かく説明すると長くなりますので簡単に言いますと、ガット弦の現状は「まだ開発途上」です。選び方や運用の仕方次第では必ずしもいい結果が出るとは限りません。かえって悪くなりヘタに聞こえることすら往々にしてあります。このことは当ブログでも何度も指摘しています。
テオルボやバロックリュートの場合、高い演奏・調弦能力、弦の選択眼を持つプロが全ての弦にガット弦を選択するのは別として、アマチュアもそしてもちろんプロであっても現時点で手に入る弦(もちろんガット弦も入ります)を音質、安定性、扱いやすさ、価格などを考慮して組み合わせを考えた方が得策だと思います。
ガット弦は、中川先生のおっしゃる通りですね。
動画でも、説明にガット弦を使用と書かれていますが、録音が悪いのか、ナイロン弦やナイルガット弦の音色のほうが、ずっと良いですね。
ガット弦は、フレッテイングもあるかと思いますが、ハイポジションの音程が不安定ですね。
最近の動画では、アクィラのローデドナイルガット弦の使用が増えているように見られます。
当時のオリジナルリュートに、当時のガット弦を張った、当時の演奏者での演奏を聴いてみたかったですね。… 無い物ねだり。
リュート弦が、ギターやウクレレの弦のように簡単に購入できる時代は来ないでしょうね。