トランプ氏が勝利演説をしているところを見ると勝利したということですよね。まだ全部の州の開票が終わってないうちに勝利宣言ということは圧勝ということでしょう。
今日までの日本のマスコミの報道を見てみると大接戦という報道が主流でしたが、これだけ結果に差がついているということはもう少し事前に分かるはずですが、民主党よりのニュースソースばかり流している日本のマスコミでは無理かもしれません。報道の姿勢が問われます。
アメリカのインフレはすごいもののようです。娘に聞いた話では、ショートケーキ1切れで12$というから驚きです。日本円だと1800円くらいです。冷凍うどんも同じく12$です。この異様なインフレを鎮めてほしいという願いもトランプ支持の原動力のひとつになったに違いありません。
娘の住んでいるカリフォルニア州は民主の牙城といわれていますが、青色が濃いのは北部が中心だそうで、中部南部はそれほどでもないそうです。実際近所の家の前にはトランプ支持の看板が立っているそうです。
こうなってみると日本にとっては安部さんが暗殺されたのは大きな痛手になりそうですが、今後日本はどうやってアメリカと付き合っていくのでしょうか。
やはりトラさんの勝利でしたね。
私も日本のマスコミの報道にはどうもおかしな印象を受けました。
トラさんの勝利模様が面白くないというか、固い表情で、識者の見解も、いやいや、ハリスさんのほうが見込みがあるでしょう的な物言いが大変に多かったように思えます。日本にとってはハリスさんのほうが良かったということなのでしょうか。
トラさんは正直難しい人だと思いますよね。防衛関連でも駐留経費増大となる可能性が高いし、米国に安全のタダ乗りだという気持ちもあるとか。
今回の勝利は、いかに米国の経済、国民の生活、物価高騰に対する不満が強いかを知ることができます。そして、強いアメリカの再来を願い、存在感を示し、露、中に対しても、押し出し感のある強さを示せる男が選ばれたということなんだと思います。民主の敗因は、バイデン政権の継承のままで違いを示せなかったこともあるでしょう。国民は明確な違いを求め、生活を豊かに、そして強いアメリカを取り戻す希望をトラさんに託したと思うのです。
今後、ウクライナと露との戦争の行方、同盟関係国への経費増額要求がどうなるか、アメリカ第一主義が結束を強める中にも分断を招くのか、日本の外交、総理がどう上手くトラさんと付き合えるのか、多難な2025年へ向かっていくように思えました。