小学校1年生のときの夏休みの工作では前回書きましたように少し恥ずかしい思いをしましたので、2年生のときは完全に自力で行くことにしました。
そもそも1年生のときに父親の介入を招いたのはギリギリまで作っていなかったことが原因だったと思い、夏休みも早いウチに製作をしました。
ウチは写真屋をやっていたので、フィルムの殻(ケース)一杯あります。これを使った何かできないかなと思い作って見たのがロボットでした。
私の当時の「ロボット観」は前谷惟光の漫画に出てくるロボット三等兵です。少し前のホンダアシモや最近のピョンピョン跳ね回るロボットとはかなり異なっていました。
この作品は少年クラブに連載されていましたが、大好きな漫画でした。こち亀がなんかこのロボット三等兵の漫画に似たところがあると前々から思っていましたが、WIKIに秋本治が影響を受けたというようなことが書いてありました。やっぱり。
ちなみに昔の陸軍には三等兵という階級はなかったと父親は申しておりました。二等兵までで自分は軍曹までいったと自慢してましたが。
このロボット三等兵に似たオブジェをフィルムケースをビニールテープでつなぎ合わせてそれなりに作っていきましたら、お手軽製作にしては「われながら上手く」できました。大きさは20cmくらいでした。
めでたく夏休みの工作は早めに完了したわけですが、2学期になって宿題として提出したら学校へ持っていったらあろうことかこのお手軽工作がまた夏休みの工作展に選ばれてしまいました。まぁ一所懸命自力で作り手作り感満載だったのが評価されたのでしょうか。それとも当時としては最先端のテクノロジー?のものを作ったからでしょうか。何かよく分かりませんでしたが、いい結果に終わったのでこれはこれでよかったんでしょう。
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