リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

国難、県難

2021年08月18日 19時19分24秒 | 日々のこと
昨日の三重県のコロナ感染者は208人、今日は276人と最多記録を更新しています。何かここ2,3日は急激に増えています。三重県の人口が約180万人、東京が1400万人あまりですので、今日の感染者276人と言うのは東京で言うと2000人を超えるレベルです。

もともと三重県は近隣の岐阜県や愛知県に比べると病床数が少なく、逼迫度合いからいうと東海三県で一番厳しい状況です。愛知県知事は会見を開き、緊急事態宣言を要請するのは時間の問題だと述べていますが、三重県ではまだ知事の会見は開かれていません。三重県にはまん延防止等重点措置が20日から実施されますが、最早チマチマ小出しにしてもインパクトがないと思います。

三重県知事は残りの任期1年7ヵ月を捨てて辞職、衆院選に出馬。この国難、(県難?)ともいうべきときによくやります。ただマスコミ対策がしてあるみたいで、メディアではあまり騒ぎ立てていません。

一方政府の方もパラリンピックや衆院解散総選挙、自民党総裁選などの政局が絡んでいて機動的な動きが取れないみたい、というか取ろうとしていません。どうも皆さん本気じゃないみたいです。新型コロナウィルスデルタ株はそういうことに忖度はしてくれません。

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3 コメント

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Unknown (やまねこ)
2021-08-18 21:16:45
こんばんは。
三重県、大変な感染者数になってきて心配です。
 さて、この話題になりますと、どうしても私も強い違和感、憤りを感じるところです。
デルタ株よりも相当に強毒のラムダ株が7月20日に確認がされたのに、政府は五輪の強行を阻止される重大問題なので隠蔽で強行をして閉会式と同時に発表をしました。
やはりまたも五輪がらみで新たなウィルスが持ち込まれていたのです。五輪のせいで日本の水際対策はユルユルです。
政府はバブル方式で安全を確保するといいますが、そもそもこの状況で検疫を免除で入国させること自体ありえませんし、そうして入国した外国人を一箇所に集めて集団生活させるのもありえません。
さらに、大勢の日本人スタッフが出入りして頻繁に接触するのもありえません。これでは、なにひとつ水際対策になっていないでしょう。
その結果、施設の中では毎日のように感染者が発生していました。事務総長は後付けで想定内だと言ってましたが、何の意味もないです。
これでは隠蔽していたと言われても仕方ないのです。
7月20日にペルーから入国した人からラムダ株が検出されたのが7月23日ということは、空港検疫をすり抜けたラムダ株保有の入国者や帰国者が既に相当数いることになります。
東京の爆発的感染拡大はデルタ株の蔓延によるものであり、ザルザル状態の緩い水際対策が大元の原因といっても過言ではないのです。
ワクチンを2回接種してても感染し、既に自宅療養2万人越えです。そして今日のニュースでも親子3人で自宅療養の家族で親がお亡くなりました・・・。
去年から1年以上も時間がありながら、やってることは五輪、パラの強行や学校観戦、最後は病床が無いから自宅療養と言う名の切り捨てに出る。もう日本は医療崩壊でしょう。
 これは国民だけの責任ではなく野戦病床1つも建設もしない、人材、機材の確保もしない、長年、医療削減をなしてきた政府の責任である、私は強くそう思いますね。
まさに災害であるこの国難に、判断、決断、実行のできない今の国政に大変に失望します。
なぜ、緊急事態宣言の終了時期がいつも決まってるのでしょうか。宣言解除の基準が曖昧で行き当たりばったりだからです。解除基準に該当して初めて終了宣言をするべきなのに、矛盾だらけ。
この戦いはまだまだ来年以降もずっと続いていくと思われます。国民自身の自己責任で自粛し、通勤外出するもしないも国民が考えるしかない。ワクチンも効果無しなら、あとはどうするのか、早く特効薬を開発して欲しい、それだけです。
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re (nakagawa)
2021-08-18 22:43:49
100年前のスペイン風邪も結局収まるまでにはまるっと3年はかかっていますから、今回もこのままだとそのくらいは見ておかないといけないかも知れません。こちらとしてもそのつもりで対処して行動することが必要だと思います。

幸い古楽のコンサートは皆さんお静かですからルールさえきちんと守れば開催は充分可能だと思います。ただ声楽は少し難しいところもあるかも知れませんが、それも再来年あたりには問題なく出来るのではという見通しを持っています。
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Unknown (やまねこ)
2021-08-19 09:40:44
同感です。
全国的にも医療は逼迫で大変な状況です。
ダイヤモンドプリンセス号から騒ぎ出し、屋形舟の集団クラスターへと広がり、今に至るまで、既に2年目に突入ですから、3年は少なくともかかってしまいそうです。

 かなり気をつけている人でも、今のラムダ株は最強クラスで感染力も最大というのですから、どうしようもありません。究極のところ、政府は国民に生活補償して完全ロックダウンを都市部に限定したところでも、やはり特効薬が無いと始まりません。
 労働者は過酷です。毎日通勤ですから、そもそも移動を止められないです。
政府はテレワークを推奨してますが、デスクワークの一部の人だけが可能であり、屋外作業労働者、工場内作業など無理な話です。今朝の番組でもやってましたが、野戦病院を1つ作らない、この国の無策だと思います。マンパワーが無い、これもそうです、満足な機材も無い、これもそうです。
 私は、かつての無理な戦争に突き進んだ日本の姿と重なってしまうのです。
精神力と竹槍1本でB29を打ち落とせ・、無常感しかないですね。なんとか打破の光明が見えてくれることを切望します。
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