リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

水道水

2005年12月07日 21時53分06秒 | ローカルネタ
最近の桑名の水道水,どうもいけません。冬になってもすごくカルキ臭いのです。
7月にこちらに戻って以来,水道の水がまずくて飲み水は全てミネラルウォーターを買ってきて飲んでいます。バーゼルに行く前はこれほどカルキ臭くなかったのに・・・

桑名の水道は,近くの町屋川という川から取っていまして,私が小さいころはアユも泳いでいた清流でした。子供の頃よく泳ぎにいきましたが,透明な水とそのなんとも言えない香りは今でも覚えています。でも近年水が汚れてきて,泳ぐ気にはなれず,こんな水飲むの大丈夫かな,なんて感じです。

以前は東京に行くと水がすごいまずくて,ああ桑名の水はおいしいな,なんて感じましたが,何か最近は逆転してしまったみたいで残念です。これは多分味だけの問題ではなく,安全性の問題も大いにあります。ということで水道水は風呂とトイレだけで,摂取するのはペットボトルの水という毎日です。おじいさんは毎日川に水を汲みに・・・みたいに近くの安い店に2リットルX6本で600円くらいの水を毎週買いに行く今日この頃です

サクセス!

2005年12月06日 23時44分55秒 | 日々のこと
今日は名古屋市昭和区のとそう庵でのコンサートでした。 行く途中,いりなか交差点で赤信号待ちしていると,「南男サクセス」という看板が目に入りました。南男?なんて読むのかな。ミナオかな?作曲家の柴田南雄 もミナオさんでしたねぇ。(笑)なんかちょっと怪しい感じの名前。 でもよく見てみると,ローマ字でNANDANとあり,南山中学校高等学校の男子部・・・とありました。なるほど,南山高校や中学で学習不振の男の子が行く 塾なんだ,と納得しました。それにしても,そんな補習校を南山高校,中学校のすぐそばに作るとは,大胆な。 とそう庵のコンサートは,何と三部立て!さすがに三つも一日にやるのは疲れます。しかもプログラムは2種類。第1回目はソロコンサートで,2回目と3回目 はソプラノのKさんと一緒です。1回目を終えて,休憩がてらKさんを迎えに行くことに。(Kさんはコンサート会場のとそう庵の近くにお住まいです)で,ま たいりなか交差点で赤信号待ちです。ふと前を見ると,今度は「受験南女」というのがありました。 おー,これは南山中学の女子部を受験するための塾のようですね。あ,そっかー,さっき行くときに見た,南男サクセスとセットになっているんですね。南男サ クセスは補習校ではなくて,南山中学校,高等学校を受験するための塾というか予備校なんですね。ということは主に小学生が行っていることになりますね。 南山中学や高校の男子部専門の予備校が商売になる時代なんですねぇ。世の中これからどうなっていくんでしょ?

参った・・・

2005年12月04日 12時52分34秒 | 日々のこと
参りました。コンピュータが故障してしまったのです。5年ほど前に当時最新のパーツを集めて作ったマシンがおかしくなってしまいました。CPUはペンティアムIIIの1メガ,当時5万くらいしました。(笑)

あと,今では結構普通になっている,いわゆる静音パーツでかためまして,ハードディスクも「大容量」の20ギガだったかな。OSはWindows 98SEというレトロマシンです。でも安定して使うために,ハードディスクは毎年新品に交換,(現在は80ギガを使っています)OSもツールを使って新しくインストールされた98SEに,これもほぼ毎年入れ替えていました。でもまっさらにして再構築するわけではないので,知らず知らずゴミがたまっていたようで,ちょくちょく動作が変なときもありました。

電源はニプロの高級なものにしたり他のパーツにも高級なものを使っていたお陰でハードはなかなかしっかりしています。ただOSはもうゴミだらけになっていたので,ぼちぼち刷新しないといかんなと思っていたところでしたが,新しく買ったプリンタのドライバをインストール中に突然止まりそれっきり全く起動できなくなってしまいました。

DOSレベルではファイルを覗くことができるのでとりあえず安心。新品のハードディスクも1つ余分がありましたので,それに新規インストールをすることに。そこで迷ったのは,Windows XPにするか昔ながらの98SEにするかでしたが,さしてあるPCIカードのドライバのことを考えると,もう選択の余地はありません。レトロ98SEです。ドライバを全てXP用のものを探す手間が大変だし,とりあえず全ての周辺機器がそれなりにバランス良く動いているんですからわざわざ新しいXPに替える必要はないんですよね。なんせ音楽関係のボードや周辺機器がありまくりですから。でもマイクロソフトが98SEをもうサポートしなくなるのでそれだけが心配ですが。

というわけで,まず全てのPCIカードをはずして,ハードディスクを新品に取り替え,Windows98SEをインストール,そのあと,はずしたPCIカードを一枚ずつさしながらドライバをインストール,そして古いハードディスクを空いているIDEに接続して完了。うむ,ことばで書くとこんなにシンプルなんですねぇ。実際は半日作業でしたが。(笑)

あと,インターネット環境を構築して古いハードディスクから必要なデータをコピー,必要なアプリケーションをインストールして完了ですが,これらは優先度が高い順にぼちぼちやっていくつもりです。

最近はコンピュータで重要な仕事をしていないので,よかったのですが,もし音楽制作でもしていて〆切が明日なんてときに壊れていたらえらいことになっていました。それにしてもデジタル系のものは便利ではあるのですが,お守りに時間がかかりますねぇ。最近はデジタルお守りをしないのでずいぶん生活にゆとりが出てきた感じがしていましたが,今回は図らずもまたお守りをさせられてしまいました。もうあまりにデジモノとつきあいはしたくないんだけどなぁ。(笑)

暖房

2005年12月01日 21時50分18秒 | 日々のこと
ここ何日か寒い日が続いています。日本の(というか桑名の)冬はバーゼルよりも気温は高いのですが,体感的にはずっと桑名の方が寒い,ということをすっかり忘れていました。

日本の冬はまるっと3年間経験していないので,油断していましたんですね。こともあろうにこの時期,家の中で少し厚手の長袖シャツ一枚,靴下なし,エアコンの設定温度21度で暮らしていたのですが,どうも寒いなと思っていたら,少し風邪をひいてしまいまして咳が出ます。

よく考えてみたらエアコンの設定温度を21度にしても,室温は21度にはならないんでした。バーゼルの下宿は,夏の超暑い時を除き,室温21度で服は長袖シャツ1枚でした。外に出るときはそれにユニクロのダウンコートを着るという極めて単純明快なものでした。それを思い出して,東芝の大清快を21度にしたのが間違いの元でした。

そういや,11月の今頃は長袖のシャツにもう一枚着て生活していたことを思い出しまして一枚プラス。でもウチのような全館常時暖房でない家って寒いですね。桑名あたりは寒さが中途半端だからかえって家の中は厳しい冬の地域より寒いです。夏は熱帯並に暑いし・・・(笑)

私の部屋はオイルヒーターで暖房しているんですが,これは電気代がえらく高くつきます。最近の高性能エアコンは石油ストーブより電気代が安いらしいので,エアコンに取り替えようかなとも思いますが,空気の対流と騒音がいやなんですよね。音がせず,経済的で,安全で,風がおこらない暖房ってないですかね。風通しのいい家に住み,厚着して,火鉢で暖を取るというのが私の小さい頃の冬の過ごし方でしたが,よく考えるとこれって「音がせず,経済的で,安全で,風がおこらない暖房」というのを満たしていますよね。やはりこの地域はこれしかないか・・・でもこれじゃリュートは手がかじかんで弾けません。(笑)