4日間の免疫サマースクールを終え、つくづく高井先生(東北大・加齢研)はすごいと思いました。わたしはもともと高井先生とは全然面識がなく、昨年最初にサマースクールのお知らせがWEBに出た時に「蔵王だったら近所だし、なにかお手伝いしましょうか?」と厚かましくメールしたのがきっかけで高井研とご縁ができました。その後加齢研での共同研究への申請や非常勤講師にご推薦くださって、お世話になる一方でしたので、せめて蔵王のサマースクールでは使い走りでもと思って行きましたが、ここでも面倒なお仕事はすべて高井研の皆さんがお世話くださり、わたしは普段絶対聞けないような超豪華講師陣のセミナーを朝から晩まで聞ける恩恵に浴し、しかも多くの先生方と個人的にお話しする機会が与えられ、本当に夢のような4日間でした。しかしなにより、100人を超えるワカモノを重鎮の先生方と合宿させるあのような会をあれだけ成功させる先生のマネジメントの手腕、そのお人柄を間近で見られたことが一番収穫であったと思います。しかしまあ、よくぞあの時厚かましいメールを先生に送ったものぞと思います。あのとき躊躇していたらこのような素晴らしい経験をすることはなかったでしょうから。
さて、本論。
サマースクールは免疫学の初学者のために開かれる夏の合宿です。
初学者と言っても、学部生はわずかでほとんどが大学院の学生、ポスドク、助教クラスの方もいらっしゃいました。最初にイントロダクトリーコースがありましたが、講師の先生が話し終わると同時に、マイクの前には10人程度がすでに並んでいるという状態。参加者の意識の高さに驚かされ、また質問のレベルの高さに驚きました。その後レギュラーコースが始まりましたが、坂口先生などはたぶんイントロダクトリーコースの質問者の質問内容を聞いて、レギュラーコースのお話の内容をごっそり替えられたものと思われます。わたしはお隣に座っていましたが、講師に立つぎりぎりまでどんどん直していらっしゃいました。しかしそうはいっても本当の初学者も大勢おり、専門用語がわからず四苦八苦している声もありましたが、周囲の大学院生などが上手に教えていて、感心しました。このような会でできたネットワークは、今後必ず役に立つと思います。勉強も素晴らしかったですが、なにより人脈が広がったことが将来に生きてくることでしょう。
スクールはセミナー以外にもポスターセッション、飲み会などでどんどんいろんな人と話す機会がありました。わたしも大勢の方とお話しでき、大変楽しい時間でした。わたしも実は昔サマースクールに行きたいと思ってエントリーしたことがありました。でも年齢的にちょっと遅すぎて、参加することができませんでした。私は32歳をすぎてから免疫をやり始めたので(それまではウイルスをやっていました。)、基礎が足りず、また人的ネットワークも持たず、そのままアメリカに行ったので帰国してからも苦労しました。いろんな道を通ってきたのが自分のアドバンテージであるとも思いますが、やはり大学から一貫して同じ専門でやってこられた方とはまったく違った立場であり、今回も若い人たちを見ていて大変うらやましくはありました。
今回参加された皆さんはきっと一人ひとり充実した思いで各々のラボへ帰られたことと思います。
今後の活躍を心から期待しています。わたしも負けずに(ちょっと遅れも取りながらですが)頑張っていきたいと思います。
さて、本論。
サマースクールは免疫学の初学者のために開かれる夏の合宿です。
初学者と言っても、学部生はわずかでほとんどが大学院の学生、ポスドク、助教クラスの方もいらっしゃいました。最初にイントロダクトリーコースがありましたが、講師の先生が話し終わると同時に、マイクの前には10人程度がすでに並んでいるという状態。参加者の意識の高さに驚かされ、また質問のレベルの高さに驚きました。その後レギュラーコースが始まりましたが、坂口先生などはたぶんイントロダクトリーコースの質問者の質問内容を聞いて、レギュラーコースのお話の内容をごっそり替えられたものと思われます。わたしはお隣に座っていましたが、講師に立つぎりぎりまでどんどん直していらっしゃいました。しかしそうはいっても本当の初学者も大勢おり、専門用語がわからず四苦八苦している声もありましたが、周囲の大学院生などが上手に教えていて、感心しました。このような会でできたネットワークは、今後必ず役に立つと思います。勉強も素晴らしかったですが、なにより人脈が広がったことが将来に生きてくることでしょう。
スクールはセミナー以外にもポスターセッション、飲み会などでどんどんいろんな人と話す機会がありました。わたしも大勢の方とお話しでき、大変楽しい時間でした。わたしも実は昔サマースクールに行きたいと思ってエントリーしたことがありました。でも年齢的にちょっと遅すぎて、参加することができませんでした。私は32歳をすぎてから免疫をやり始めたので(それまではウイルスをやっていました。)、基礎が足りず、また人的ネットワークも持たず、そのままアメリカに行ったので帰国してからも苦労しました。いろんな道を通ってきたのが自分のアドバンテージであるとも思いますが、やはり大学から一貫して同じ専門でやってこられた方とはまったく違った立場であり、今回も若い人たちを見ていて大変うらやましくはありました。
今回参加された皆さんはきっと一人ひとり充実した思いで各々のラボへ帰られたことと思います。
今後の活躍を心から期待しています。わたしも負けずに(ちょっと遅れも取りながらですが)頑張っていきたいと思います。