院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

焼き鳥屋とおでん屋

2007-06-03 13:45:55 | Weblog
 焼き鳥屋とおでん屋が激減した。

 昔は両方とも屋台でやっていた。屋台自体がなくなったと同時に、焼き鳥屋、おでん屋もなくなった。寂しい。

 屋台群は大部分、ビルの中に入ってしまった。屋台の風情がなくなった。

 私が愛用している焼き鳥屋がある。ただし、それも屋台ではなくなって、戸建てである。まず、キャベツがない。屋台の焼き鳥屋は、キャベツを角切りにして出した。それを、弁当箱のフタになみなみと注がれたウスターソースで食べた。それも無くなった。

 焼き鳥と言えば安いに決まっていた。それば今は高い。寿司屋なみである。

 おでん屋もなくなった。あるにはあるが、ネタがひどく凝ってしまって高い。

 昔は屋台で、おでんを2,3本食べて、コップ酒を呑んで、それで百円くらいだった。

 今、そういう安い酒場はどこがその役割を果たしているのだろうか?カップ酒の立ち飲み屋がはやっていると聞いた。しかし、カップ酒の銘柄にこだわりがあり、昔の立ち呑み屋とは違う。

 先進国の仲間入りを果たしたわが国は、そうした安い呑み屋を壊滅させてしまったのだろうか?

 私は、おでん2本とコップ酒だけで満足できるので、高級感はまったく必要性を感じない。