院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

沐浴の不自然さ

2008-09-05 11:42:20 | Weblog
 多くの国で、赤ちゃんが生まれるとすぐ沐浴をする。沐浴によって赤ちゃんはきれいになる。

 だが、赤ちゃんに付いている皮脂は、赤ちゃんを外界から守るのに重要な役割を果たしているらしい。沐浴は自然の摂理に反し、赤ちゃんを危険にさらすことになる。

 人為的なことは、多くの場合害になる。

 チベットでは赤ちゃんの沐浴はしないそうだ。そのため、子供は小学生くらいまで、皮膚にカサブタのようなものが付いているという。

 チベットの赤ちゃんの取り扱いは合理的である。沐浴をする習慣のある国は、見た目のきれいさを取って、赤ちゃんの健康を無視していることになる。