院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

政治家の失言はかえって正論

2008-09-27 14:23:48 | Weblog
 麻生首相は失言癖があるそうだ。国交省の大臣も失言で窮地に立たされている。

 失言とはそんなにわるいことだろうか?あまりに形式的に過ぎるのではないか?

 麻生首相が「大雨が岡崎でよかった、これが名古屋だったらこれしきの被害ではすまない」と言ったというが、正論である。岡崎市長が猛烈に抗議したというが、立場上、仕方ないかもしれない。

 国交大臣は「成田空港に居座っている農民はゴネ得だ」と言った。堂本千葉県知事がこれに抗議した。大臣は発言を取り消したが、言ったことは消えない。確かに「ゴネ得」の部分があるだろう。

 政治家の言うことには、本音がない。本音を言うと叩かれる。

 だが、失言の中にこそ正論があるのではないかと、私は思っている。