アメリカがイラク独裁国家を滅ぼしてから、イスラムのシーア派とスンニ派の抗争が活発化してしまった。
初めにシーア派を持ってきて、次にスンニ派が来るのは、人口的に言えば逆である。人口はスンニ派のほうがずっと多い。
ただ、欧米諸国にとって、シーア派の方が穏健なのである。だから、先にシーア派を持ってくるのだろう。わが国のマスコミもそれに従っている。
スンニ派はイスラム原理主義の母体でもある。基本的に反米である。だから、人口的にも圧倒的に多いし、欧米諸国にとってはうるさい存在である。
シーア派もスンニ派も、それぞれに複雑な分派をもっており、それらの統一は一筋縄ではいかない。
そこに手をつけてしまったアメリカは、今後も相当にてこずるだろう。アメリカが日本統治に成功したのは、わが国が天皇を中心とした統一国家だったからに過ぎない。
イラクやアフガニスタンをアメリカが統治するのは不可能だろう。
初めにシーア派を持ってきて、次にスンニ派が来るのは、人口的に言えば逆である。人口はスンニ派のほうがずっと多い。
ただ、欧米諸国にとって、シーア派の方が穏健なのである。だから、先にシーア派を持ってくるのだろう。わが国のマスコミもそれに従っている。
スンニ派はイスラム原理主義の母体でもある。基本的に反米である。だから、人口的にも圧倒的に多いし、欧米諸国にとってはうるさい存在である。
シーア派もスンニ派も、それぞれに複雑な分派をもっており、それらの統一は一筋縄ではいかない。
そこに手をつけてしまったアメリカは、今後も相当にてこずるだろう。アメリカが日本統治に成功したのは、わが国が天皇を中心とした統一国家だったからに過ぎない。
イラクやアフガニスタンをアメリカが統治するのは不可能だろう。