院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

最適な旅行年齢

2008-12-21 08:37:55 | Weblog
 子供たちが小さいころ、沖縄に大名旅行をした。でも、子供たちは全然覚えていない。無駄な出費だった。

 私の例で言うと、印象的だったのは幼稚園年長のころの熱海旅行だった。父と二人で行った。当時は東京暮らしだったから、熱海は身近だった。

 どこかの会社の招待だったと思う。宴会があった。箱膳だった。大浴場があって、父は私をおぶって泳いでくれた。子供用の浴衣や丹前がなくて、小学生用のを折って着た。

 この旅行は今でも忘れられない強烈な印象だった。

 息子が中学2年のころ、妻と二人でエジプト旅行をした。これは息子には強烈な印象として残っている。物乞いの少年を見たのは息子にとって初めての経験だった弁当がひどくまずかったことも知った。

 娘は高校生のころ、単身カナダへ行った。山奥にも身障者用のトイレがあり、紙もちゃんとあったことに、娘はとても驚いていた。

 旅行にも最適年齢というのがありそうだ。幼稚園くらいなら、東京なら熱海か?小学生になると箱根くらいは連れて行ってやりたい。

 中学生になると海外旅行である。中学生の感性は鋭敏である。発展途上国が望ましい。多くを吸収するだろう。

 高校になったら一人で行かせるのが良い。

 このように、最適な年齢にしかるべき旅行をさせるのは、最高の情操教育である。

 だから私は修学旅行に海外に行くことに賛成である。