(オリンパス・フォトパスより。「神戸ポートライナー」)
こんなことができちゃうのか!と思ったのが、20年前にカーナビを見たときだ。まだアメリカのGPSの存在を知らなかったから、余計にそう思った。
次がグーグルの衛星写真である。さらにグーグルの街角写真にも驚いた。私の遠くの実家が、庭の柿の木までしっかり写っている。
逆に、こんなこともまだできないのか!と思うのが、いましきりに報道されている車の自動運転だ。月や火星に着陸できるだけの技術があるのに、自動運転がまだ実験中なんて・・。加害者であろうと被害者であろうと、交通事故で人生を棒に振る人がたくさんいるのに、なぜまだなの?という感じだ。
GPSがなかった30年前、網の目のように特殊な道路を作って、道路ごと車を管理して動かす「無人運転」が構想されたが、実現しなかった。電車の無人運転としてポートライナーを初め一連の新交通システムが実用化されただけだった。その後の発展は思ったほどない。
自動で目的地まで運んでくれる車ができたら、真っ先に買おうと思う。運転免許証を返上しようかと考えているところだからだ。