七代目となったモール(もぐら)のレゴ皇帝は悩んでおりました。六代目リューシアナッサ皇帝が遺した
対ボクオーン決戦兵器「ソードバリア」が予想以上に高度な魔法であったためです。
着席するなりトラブルばかりが報告される玉座は呪われているのかもしれないと若干思いつつ話を聞くと、
四代目が武力制圧した武装商船団で反乱が起き、また帝国の財源の一つである宝石鉱山で鉱夫らが
謎の奇病に侵されて採掘どころではない、と地味ながら的確に帝国の財源を突く事件が起きました。
またボクオーンも相変わらず暴れまわっておりますが、彼の第二形態を封殺する決戦兵器「ソードバリア」は
剣の攻撃を全てシャットアウトする強力な効果に比例して、天術の要求レベルが20とかなり高かったため
レゴ皇帝以外にはろくに使い手がおりませんでした。
使い手候補には腕力の低い魔術師が多く、第一段階を撃破できる人材に乏しかったので、まずは
アビリティを集めつつ前衛系のクラスを育てることとして早速武装商船団へ話を聞くことにいたしました。
現在の武装商船団の親分であったマハンさんはまさかの下剋上を食らい、ギャロンという見るからに荒くれの海賊に
金で仲間を懐柔されて地位を追われてしまったそうです。それはそれでどうなんだ
仕方がないのでレゴ皇帝は「マハンさんも来てください」という言葉をぐっと飲みこんで教わった断崖の地、
ハリア半島を突破して武装商船団の本拠地に殴り込みをかけました。
ですが誤算はありました。本作では基本的にボスの手前にはBP(技や魔法を使うときに消費)を
回復するエリアが設けられているのですが、ギャロンの反乱ではこの救済措置が無く、消耗した状態で
戦闘が始まってしまったのです。
おまけにギャロンは武装商船団伝来の陣形ラピッドストリームという非常に強力な陣形を保持しており、
流れるように五人から連続で攻撃を受けてしまいました。全員の素早さが上がり、なおかつ「確実に」先手を
取れるため、旧作では猛威を振るった陣形のひとつです。
状態異常を駆使して一人を崩してからは五代目伝来の龍陣によりこちらが先手を取れるようになりましたが、
かなり冷や汗ものの戦いでした。
さらに念のため戦闘後にBPを回復したところ、予想通りもう一戦戦闘が待ち構えているのは困ったものです。
皇帝一行の容赦ない暴力を目の当たりにしたギャロンはどこぞのボス同様に「七英雄のスービエがついている」と
捨て台詞を残して海へ逃げてしまいました。
金でギャロンになびいた部下たちに対して思うこともあるでしょうが、マハンさんは男らしく彼らを許して
武装商船団の団長に返り咲きました。
こうしてお金の問題その一を解決したレゴ皇帝は続けて故郷を思わせる宝石鉱山へと足を向けました。
同族の一人が指輪を作りたがっていたので良い宝石があればいただいてしまおうという欲をひっそり心にしまい、
鉱山の奥底に乗り込むとかつては封鎖されていた洞窟の奥が開発によって開かれており、
奥へ進むとマゼンタ色に輝く不気味な魔石を見つけました。ついでにモンスターもいたので討伐し、
レゴ皇帝は魔石を砕いて鉱山を復活させました。ついでに「魔石のかけら」を抜け目なくポケットに入れました。
ここでレゴ皇帝はまた考えます。
道中立ち寄った発明家の家では「人力風おこし」なる見かけは樽にプロペラを付けただけのドンキーコングに
出てきそうな装置を試しましたが、腕力が足りずに装置を起動できませんでした。
またカンバーランドでは操船の上手い人材を探しており、洞窟暮らしのレゴ皇帝にはノウハウがありません。
一応船を乗っ取った四代目の記憶は継承していますが、危険な海域を渡れるほどの腕前ではありません。
力不足を痛感したレゴ皇帝はここで初めて退位を行うことを決断しました。
継承先として白羽の矢が立てられたのは、武装商船団のリーダーに返り咲いたばかりのマハンさんです。
彼ならば船を操れ、腕力もあり、そして苦しめられた「ラピッドストリーム」の陣形を使えると、
出来ることをうんと増やすことができます。
これから武装商船団を立て直そうとした矢先にレゴ皇帝から八代目皇帝に指名されたマハンさんの心境は
察するに余りありますが、レゴ皇帝がうっかり置き忘れた「魔石のかけら」と共に歴代皇帝の記憶を継承した
マハンさんは八代目として国を拡大することを誓うのでした。
Q:ここまで女皇帝がリューシアナッサ以外いないことについて
A:趣味(レゴ皇帝)と実利(オートパリィ、龍陣、ラピッドストリーム)を優先したらこうなりました
対ボクオーン決戦兵器「ソードバリア」が予想以上に高度な魔法であったためです。
着席するなりトラブルばかりが報告される玉座は呪われているのかもしれないと若干思いつつ話を聞くと、
四代目が武力制圧した武装商船団で反乱が起き、また帝国の財源の一つである宝石鉱山で鉱夫らが
謎の奇病に侵されて採掘どころではない、と地味ながら的確に帝国の財源を突く事件が起きました。
またボクオーンも相変わらず暴れまわっておりますが、彼の第二形態を封殺する決戦兵器「ソードバリア」は
剣の攻撃を全てシャットアウトする強力な効果に比例して、天術の要求レベルが20とかなり高かったため
レゴ皇帝以外にはろくに使い手がおりませんでした。
使い手候補には腕力の低い魔術師が多く、第一段階を撃破できる人材に乏しかったので、まずは
アビリティを集めつつ前衛系のクラスを育てることとして早速武装商船団へ話を聞くことにいたしました。
現在の武装商船団の親分であったマハンさんはまさかの下剋上を食らい、ギャロンという見るからに荒くれの海賊に
金で仲間を懐柔されて地位を追われてしまったそうです。それはそれでどうなんだ
仕方がないのでレゴ皇帝は「マハンさんも来てください」という言葉をぐっと飲みこんで教わった断崖の地、
ハリア半島を突破して武装商船団の本拠地に殴り込みをかけました。
ですが誤算はありました。本作では基本的にボスの手前にはBP(技や魔法を使うときに消費)を
回復するエリアが設けられているのですが、ギャロンの反乱ではこの救済措置が無く、消耗した状態で
戦闘が始まってしまったのです。
おまけにギャロンは武装商船団伝来の陣形ラピッドストリームという非常に強力な陣形を保持しており、
流れるように五人から連続で攻撃を受けてしまいました。全員の素早さが上がり、なおかつ「確実に」先手を
取れるため、旧作では猛威を振るった陣形のひとつです。
状態異常を駆使して一人を崩してからは五代目伝来の龍陣によりこちらが先手を取れるようになりましたが、
かなり冷や汗ものの戦いでした。
さらに念のため戦闘後にBPを回復したところ、予想通りもう一戦戦闘が待ち構えているのは困ったものです。
皇帝一行の容赦ない暴力を目の当たりにしたギャロンはどこぞのボス同様に「七英雄のスービエがついている」と
捨て台詞を残して海へ逃げてしまいました。
金でギャロンになびいた部下たちに対して思うこともあるでしょうが、マハンさんは男らしく彼らを許して
武装商船団の団長に返り咲きました。
こうしてお金の問題その一を解決したレゴ皇帝は続けて故郷を思わせる宝石鉱山へと足を向けました。
同族の一人が指輪を作りたがっていたので良い宝石があればいただいてしまおうという欲をひっそり心にしまい、
鉱山の奥底に乗り込むとかつては封鎖されていた洞窟の奥が開発によって開かれており、
奥へ進むとマゼンタ色に輝く不気味な魔石を見つけました。ついでにモンスターもいたので討伐し、
レゴ皇帝は魔石を砕いて鉱山を復活させました。ついでに「魔石のかけら」を抜け目なくポケットに入れました。
ここでレゴ皇帝はまた考えます。
道中立ち寄った発明家の家では「人力風おこし」なる見かけは樽にプロペラを付けただけのドンキーコングに
出てきそうな装置を試しましたが、腕力が足りずに装置を起動できませんでした。
またカンバーランドでは操船の上手い人材を探しており、洞窟暮らしのレゴ皇帝にはノウハウがありません。
一応船を乗っ取った四代目の記憶は継承していますが、危険な海域を渡れるほどの腕前ではありません。
力不足を痛感したレゴ皇帝はここで初めて退位を行うことを決断しました。
継承先として白羽の矢が立てられたのは、武装商船団のリーダーに返り咲いたばかりのマハンさんです。
彼ならば船を操れ、腕力もあり、そして苦しめられた「ラピッドストリーム」の陣形を使えると、
出来ることをうんと増やすことができます。
これから武装商船団を立て直そうとした矢先にレゴ皇帝から八代目皇帝に指名されたマハンさんの心境は
察するに余りありますが、レゴ皇帝がうっかり置き忘れた「魔石のかけら」と共に歴代皇帝の記憶を継承した
マハンさんは八代目として国を拡大することを誓うのでした。
Q:ここまで女皇帝がリューシアナッサ以外いないことについて
A:趣味(レゴ皇帝)と実利(オートパリィ、龍陣、ラピッドストリーム)を優先したらこうなりました
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