えぬ日和

日々雑記。第二、第四土曜更新を守っているつもり。コラムを書き散らしています。

やさしい手

2008年10月08日 | 映画
昨日ぶつくさ言っていた映画は『愛に関する短いフィルム』:クシシュトフ=
キエシロフスキー監督(1988年)でした。
他にも『殺人に関する短いフィルム』という作品がありまして、ざっと
調べた感じだと、『殺人~』のほうが評価がよいみたいですね。

それはともかく、
『宮廷画家ゴヤは見た』(原題:Goya's Ghosts):ミロス=フォアマン監督(2006年)
観てきました。
後でちゃんと書きます。

とりいそぎ

・ハビエル=バルデムのおさわりは中井貴一に似てる
・ゴヤは肖像画をちゃんと見るべし
・ステラン=スカルスガルドにはもっとかわゆいショットがある

とだけいっておきます。
頭の中じんじんしちゃって手につきそうにないですが。
カゼ引いたせいかもしれません(おい)
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気がつくと

2008年10月07日 | 雑記
もう記事が30件超えていて、三日坊主のわたしからみれば
びっくりな日記の量です。わお。

なんだかなー。
あっというまですね。

書きかけたままほっぽらかしたブツにそろそろ手をつけ始めました。
近日中には完成してるといいなぁ。(人任せかよ

今日は映画を観たのですがタイトルも監督もド忘れでしょんぼりです。
20年近くのポーランド映画で、金獅子賞とったというトコだけは覚えて
るのですが役者の名前とかまったく分からないです。

なんか寂しいオトナの女(作中悪女と自称するが自称はシンジツをつきません)
に惚れた古めかしい若人の恋を描いたブツなのですが。
金色のヒゲや体毛がこびりついた垢みたいで青白くてぽちゃっとした主人公も
役柄かほんとに役者が疲れているのかわからないほど疲れた顔をした美人も
いちいちの仕草が濃くて濃くて、頭がくたびれました。

主人公が女に迫られてあえいだり、別にそんな特別なとこじゃなくても
椅子から立ち上がるときなどちょっとした目の色がひとつひとつ思いつめていて、
女は女で表情が全然変わらない。怒っているときも笑っているときも
すべてがぺたんこな顔つきで、顔のつくりが美人だと気づくのに結構
時間がかかりました。

窓ごしに望遠鏡でヒロインの家を覗いたり、偽の手紙で職場へ
呼び寄せたり彼女の恋人から来た手紙を職権で全部抜き取ったりと
やりたい放題な主人公を、どうも映画を撮る側は「きもちわるいひと」ではなく
「青少年の恋」に描きたいようでした。
まあその主人公を軽くいなす女もケッコーなタマなので楽しめますけれど。

気分転換に「Ice cleam Sunday」聞いてたらまた暗くなりました。あう。



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貧乏ったらしい王様

2008年10月05日 | 雑記
キャンセル待ちに外れたチケットには「0席」、と手書き、
すわ「ゼロ席」かと思いきや、
「N席」の後ろに並べられたパイプ椅子の「おー」席でした。
劇場でパイプ椅子。
背伸びしながら二時間不審者していました。

なにをしていたのかといいますと、
「瀕死の王様」(ウジェーヌ=イヨネスコ作 佐藤信演出・美術)
を観にいっていました。
池袋あうるすぽっとにて、最終日の今日千秋楽。
柄本明主演で送る、とある王国の王様の死に際を見届ける二時間です。

天井からぶら下がった時計の真下に玉座。
時間を刻む時計が王様の命のタイムリミット、という演出も、
途中セピアになるライトの感じもとても好きだったのですが、
マイク無しのセリフがどうしても聞き取りづらくてちょっと閉口。
口の中で音をコロコロ転がしているような台詞回しで、こもってしまって
後ろまで届かない。
すべてのセリフをはっきりでかい声で言うわけにはいかないのですが、
もーちょっと滑舌はなんとかしていただきたかった。
早口でもちゃんとセリフが聞こえたのは王妃マルグリット役の佐藤オリエ
くらいで、柄本明は役柄上(ボケ老人=国王)くぐもってしまうのもしかたない
かもしれませんが他はほんとに聞き取りづらかったです。

イヨネスコという人のシナリオははじめてなのですが、とても含蓄たっぷりで、
ちょっとしたセリフも頭を使って吸収しないとその意図が読みきれない部分が
あるのかなぁ、と思ったのでさらにセリフの聞こえなさがちょっと残念でした。
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つっはー

2008年10月04日 | 雑記
こんなとこに行っていました。
明日もやってます。明日は行きません。

「La marea Yokohama」

早い話が街頭演劇パフォーマンスです。
根岸線の関内で降りて、北口からぽてぽて野毛方面に歩いていったところにある
吉田町名店街が舞台。その一角をホコテンにして、スペースをいくつか借りて、
あるいは営業中の店の前で、あるいは道路の隅で、9つの演劇パフォーマンスを
見せるというもの。

演出・脚本は、アルゼンチンの劇作家マリアーノ・ペンゾッティの作ったもの
で、パンフレットに使用されていた写真もたぶんアルゼンチンで公演した
モノだったかと思います。
劇は一本10分程度の短いもので、その9本を同時に10回くらい演じます。
公演時間は120分とたっぷりなので、順当に全部を見ることはできます。

さて、どれを見ようかとうろうろして結局、当たり障りのなさそうな、
リビングを切り取って、ガラス窓をはめ込んで動物園のようにしてある
場所の前で座り込みました。
タイトルは「リビング」。別れる夫婦の最後の晩餐の一幕を描いたもの、
とパンフレットに記載。
あんまり生活に疲れた様子のない若めのおくさんと、マジメそうなのに
運だけ足らなそうなだんなさんが終始無音で演技を始めました。
演技と共に、左上の壁に字幕が流れます。物語の趣旨はここで説明される
ようですが、

なんか、手抜きぽい・・・・

まあいいかと見ていたら背後でロックな騒音。向かいの「バルコニー」
というタイトルの劇で流れていた音でした。
隣からはピアノ、前からはなんかNHKで聞き覚えのある自然ドキュメント、


うるせいやい!!!


字幕と音と演技がぜんぶかみ合わなくて消化不良。
全部が全部こうというわけではないのですが、ついつい展開を
音楽のタイミングで追っかけながら(ここでピアノが鳴るからそろそろ終わるか、
とか)見ざるを得ませんでした。
集中できないお前がわるい、といえばそーなのですが。
とりわけ楽しめた、という演技があったかといえばないのです。
通行人の反応を見るくらいでしょうか。
こどもがトミカで劇真っ最中に乱入しかけたりとか、店から出てきたひとたちが
目の前でカップルのちゅーとそれを取り巻く人垣を見て一瞬「ほえ?」という
顔になり、すぐTVカメラを向けられたこどものピースのようなノリを
見せたりとか。

アクシデントで楽しんじゃいけませんよね。
どうも、違和感がぬぐいきれない一夜でした。
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エビアンうまし

2008年10月01日 | 雑記
今日はじめてビールを「おいしい・・・」と思えた、
ヤッターやっとこさ乾杯できるわ、と思ったら
身体は正直でした(この言い方なんかいやだな
「乾」杯できませんでした。
にがかったです。

こんなことではイカンとおもいつつも、
やっぱりだめなのです。

「ビールはのどごしを楽しむものだよ」

と初めてのお酒の席で体育教師から言われましたが
のどごし以前に舌に触るじゃないですか、にがいの。

そこがおいしいーくせになるーとならなければ
まだまだ「乾杯」にはほど遠いようです。

こんちくしょー。
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