いつかはあの頂に

還暦過ぎて少し焦っている老クライマーです。いつかは昔のようにアルパインクライミングへの復帰ができたらいいねえ。

御在所岳黒谷

2017-05-07 | 沢登り
今年のGW初日に御在所岳黒谷に行ってきました。

黒谷は最近でこそあまり誰も行かない御在所岳への登路ですが手持ちの鈴鹿のガイド本(なんと昭和50年度版!)にはおすすめコースとしてのっています。

三重と滋賀の県境である武平峠に駐車してまずは雨乞岳方向に歩きます。

気持ちのいい樹林帯

しばらくして沢谷峠へ到着。そこから沢谷を下って行きます。ここで多くのハイカーは雨乞岳方面へ進んでいきます。

コクイ谷に合流するところで滝を巻いてコクイ谷に降り立つと右から滝が落ちていました。

谷沿いに少し歩くと最初の右岸からの谷が黒谷です。

出合は結構荒れた様相です。

ガラガラした岩の谷を登って行くと最初の滝が現れました。

二段滝で一段目を簡単に上がると二段目は左からオーバーハングの状態で直登は避けて、ここは左岸のスラブを慎重に上がるとことにしました。

そのあとは巻いても登ってもどちらでもいいような小滝が適当に現われますが濡れるようなことはありませんでした。







小滝群が終わるとしばらくはまたガレた様相が続きます。

最後の二段の滝は直登はできなさそうです。右岸にロープがフィックスしてあるのを見つけたのでそれを利用して大きく高巻きしました。

後はいかにも鈴鹿の源頭の雰囲気で御在所山頂に続きます。

最後の山頂直下は沢も細くなって、それでも忠実に詰めていくと。

長者ヶ池へと出ました。

ここが黒谷に源頭ですか?御神水で飲み水と看板には書いてあるけど!?

大昔は飲めたのかもしれませんが、今は濁り水と化しています。看板変えたほうがいいんでないか?

実は御在所には何度も来ていますが山頂に上がったことがありませんでした。

だいたい朝陽台まで登ったらそこを山頂代わりに下山していましたから。(特にクライマーの人ってそうじゃないかなあ?)

さすがGWの御在所岳です。 めっちゃ登山者も観光客も多いです。

下山路は山頂から武平峠まで鎌ヶ岳を望みながら下りました。

それにしても武平峠からのコースは高度差も少なくてお手軽なのか相当のハイカーでにぎわっていました。

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