日本への帰任が決まり今回の国慶節の休みは駐在最後の旅行となるので桂林へ行きました。
7時40分上海発の桂林行きに搭乗。
桂林空港には少し遅れて10時45分に到着。
空港から市内行きのバスはあるはずなのですが、早く市内のバスターミナルに行きたかったのでタクシーを利用。
ところがこのタクシーの運転手が私が日本人とわかるとずっと「釣魚島は中国のものだ」と説教を垂れだした。
もちろん中国語で反論もできないし、妙な処で降ろされたら大変なので黙って聞いていました。
返事は「ハイ、ハイ」(もちろんハイは2度な)
無事バスターミナルまでは送ってもらって事なきを得ましたが、しょっぱなから気分が悪いです。(今の中国ではこれぐらいでめげていては旅行なんてできませんけど)
ターミナルで12時半発の「龍勝」行きのチケットを買った(つもりだったのだが)のですが、乗車直前になってチケットを見てみると行先は「鹿寨」とあります。
「鹿寨」は「龍勝」なんだろうか?
なんか違うような。
売店にあった地図を見てみると、なんと「龍勝」とは全然違う方向の街じゃないか。
切符売り場の服務員間違った切符を売りやがって。(全然確認しなかった私も悪いんだけど)
再度切符売り場の違う列に並んで「龍勝」行きを求めました。
今度は何と売り場のお姉さんは私の身なりを見て、外国人旅行者とわかったのか英語で「龍背梯田」に行くのかと聞いてきました。
親切にも「龍勝」の手前の「和平」で降りて、ミニバスに乗り換えて「平安」まで行きなさいと教えてくれました。
けっこう外国人が来ているのでしょうね。「龍勝」ではなく「和平」行きの切符をくれました。
説明して向こうのミスを認めさせるのはもう無理です。(鹿寨行きの切符は無駄になったな)
12時半の「龍勝」行きのバスはあまり舗装のよくない田舎路を走ります。
「和平」で降りたかったのですが、どうやら知らないうちに通り過ぎてしまったようです。
まあ、もともとは「龍勝」から「平安」までは戻るつもりでしたので、そのまま「龍勝」の街を見てみるのも良いと思い、終点までそのまま乗車しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/28/d674e382d4e06b9e85d5a151b70666de.jpg)
龍勝の街並み
「龍勝」のターミナルからは「平安」行きのミニバスが出ています。
そのミニバスですが、しばらく走って「和平」を越えたあたりで一台の対向車と何があったのかわかりませんが、互いに揉め始めてお互いの車両をすれ違いできないように堰き止め始めました。
なにがどうなっているのかわかりませんが、こうなると中国人はメンツをかけて譲り合いません。
尖閣問題より解決は難しいでしょう。
向こうの乗用車の運転手は行くなら俺を轢いて行けとばかりに道路に大の字で寝ています。
バスの乗客はバスから降りてタバコ吸ったりして成り行きを見守りながら小休止状態です。こういう時の中国人は気長ですね。
バスの乗客が二人の運転手をなんとかなだめて、再びバスが「平安」に向かうまでに50分ぐらいロスしてしまいました。
「平安」の村に着いたのは4時でした。
村の入り口で入村のチケット(80元)を見せて中に入ります。
入り口辺りでは地元の瑶族のおばさんたちが旅行者に盛んに自分の旅館を勧めています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/ed/64f6d3a5a6de93bc09d0291160274af1.jpg)
私も適当に一人から旅館の写真を見せてもらって(まあどこでも大差ないので)本日の宿を決めました。
入り口から山の上の集落まで登って行きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/87/221f559d5963d594ddbcd34fef8ccee6.jpg)
ここに来る方はバックパック必須です。旅行用トランクじゃ宿まで転がしては行けませんから。
クライミングギアの入ったバックパックを担いで空身のおばさんに付いていくのが大変でした。(笑い)
そんなに早く歩かないで!
本日のお宿(100元)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/a0/5cbffd1585d28ed7831101484b9ac5b9.jpg)
どうやら宿泊客は私ひとりのようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/6c/fc9ec351f85cc203ee3045ea222b2b7b.jpg)
部屋からの景色です。
広西の夕方はまだ日も高いので、7時に夕食を頼んで、それまでは近くの梯田を見物にいきました。
集落を抜けるようにして歩いていくと梯田に出ます。平たい石で整備されたあぜ道を登って行くと平安の梯田が一望できます。
この梯田は元朝にはじまり800年の歴史を持っています。梯田は海抜400mから800mの間に形成されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/e1/87532514135ff5233fcdbdabad9107b4.jpg)
まるで大きな龍の背中のような風景から龍背梯田と呼ばれているのでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/a9/9974a63594d51f279f48379af4c97aa7.jpg)
九龍五虎というビューポイントから見た梯田風景
7時40分上海発の桂林行きに搭乗。
桂林空港には少し遅れて10時45分に到着。
空港から市内行きのバスはあるはずなのですが、早く市内のバスターミナルに行きたかったのでタクシーを利用。
ところがこのタクシーの運転手が私が日本人とわかるとずっと「釣魚島は中国のものだ」と説教を垂れだした。
もちろん中国語で反論もできないし、妙な処で降ろされたら大変なので黙って聞いていました。
返事は「ハイ、ハイ」(もちろんハイは2度な)
無事バスターミナルまでは送ってもらって事なきを得ましたが、しょっぱなから気分が悪いです。(今の中国ではこれぐらいでめげていては旅行なんてできませんけど)
ターミナルで12時半発の「龍勝」行きのチケットを買った(つもりだったのだが)のですが、乗車直前になってチケットを見てみると行先は「鹿寨」とあります。
「鹿寨」は「龍勝」なんだろうか?
なんか違うような。
売店にあった地図を見てみると、なんと「龍勝」とは全然違う方向の街じゃないか。
切符売り場の服務員間違った切符を売りやがって。(全然確認しなかった私も悪いんだけど)
再度切符売り場の違う列に並んで「龍勝」行きを求めました。
今度は何と売り場のお姉さんは私の身なりを見て、外国人旅行者とわかったのか英語で「龍背梯田」に行くのかと聞いてきました。
親切にも「龍勝」の手前の「和平」で降りて、ミニバスに乗り換えて「平安」まで行きなさいと教えてくれました。
けっこう外国人が来ているのでしょうね。「龍勝」ではなく「和平」行きの切符をくれました。
説明して向こうのミスを認めさせるのはもう無理です。(鹿寨行きの切符は無駄になったな)
12時半の「龍勝」行きのバスはあまり舗装のよくない田舎路を走ります。
「和平」で降りたかったのですが、どうやら知らないうちに通り過ぎてしまったようです。
まあ、もともとは「龍勝」から「平安」までは戻るつもりでしたので、そのまま「龍勝」の街を見てみるのも良いと思い、終点までそのまま乗車しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/28/d674e382d4e06b9e85d5a151b70666de.jpg)
龍勝の街並み
「龍勝」のターミナルからは「平安」行きのミニバスが出ています。
そのミニバスですが、しばらく走って「和平」を越えたあたりで一台の対向車と何があったのかわかりませんが、互いに揉め始めてお互いの車両をすれ違いできないように堰き止め始めました。
なにがどうなっているのかわかりませんが、こうなると中国人はメンツをかけて譲り合いません。
尖閣問題より解決は難しいでしょう。
向こうの乗用車の運転手は行くなら俺を轢いて行けとばかりに道路に大の字で寝ています。
バスの乗客はバスから降りてタバコ吸ったりして成り行きを見守りながら小休止状態です。こういう時の中国人は気長ですね。
バスの乗客が二人の運転手をなんとかなだめて、再びバスが「平安」に向かうまでに50分ぐらいロスしてしまいました。
「平安」の村に着いたのは4時でした。
村の入り口で入村のチケット(80元)を見せて中に入ります。
入り口辺りでは地元の瑶族のおばさんたちが旅行者に盛んに自分の旅館を勧めています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/ed/64f6d3a5a6de93bc09d0291160274af1.jpg)
私も適当に一人から旅館の写真を見せてもらって(まあどこでも大差ないので)本日の宿を決めました。
入り口から山の上の集落まで登って行きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/87/221f559d5963d594ddbcd34fef8ccee6.jpg)
ここに来る方はバックパック必須です。旅行用トランクじゃ宿まで転がしては行けませんから。
クライミングギアの入ったバックパックを担いで空身のおばさんに付いていくのが大変でした。(笑い)
そんなに早く歩かないで!
本日のお宿(100元)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/a0/5cbffd1585d28ed7831101484b9ac5b9.jpg)
どうやら宿泊客は私ひとりのようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/6c/fc9ec351f85cc203ee3045ea222b2b7b.jpg)
部屋からの景色です。
広西の夕方はまだ日も高いので、7時に夕食を頼んで、それまでは近くの梯田を見物にいきました。
集落を抜けるようにして歩いていくと梯田に出ます。平たい石で整備されたあぜ道を登って行くと平安の梯田が一望できます。
この梯田は元朝にはじまり800年の歴史を持っています。梯田は海抜400mから800mの間に形成されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/e1/87532514135ff5233fcdbdabad9107b4.jpg)
まるで大きな龍の背中のような風景から龍背梯田と呼ばれているのでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/a9/9974a63594d51f279f48379af4c97aa7.jpg)
九龍五虎というビューポイントから見た梯田風景
反日デモの騒動に巻き込まれず、無事生還おめでとうございます。
新聞に 「邦人、桂林で身柄を拘束!」
の記事が載るのではないかと思って
おりました。
東南アジアの華僑の間では対日感情はどうなんですかね?
今回は極力日本語で話すのは避けておりました。