5月26、27日の2日間、令和二年度大田区議会第一回の臨時会が開催されます。補正予算、議案、専決処分などについて、掲載します。 . . . 本文を読む
あらためて、「由(よ)らしむべし、之を知らしむべからず」の意味を探していたら、高橋源一郎さんの『一億三千万人のための「論語」教室』をみつけました。・・・・・【子曰く、民は之(これ)に由(よ)らしむべく、之を知らしむべからず。】「いいですか、よく覚えておいてください。政治は、民衆を熱狂させ、支持させることはできます。だが、できるのは、ただそれだけです。決して、民衆に、それがほんとうはどのようなものなのか、なにが起こっているのか、その本質はなんなのかを理解させることだけはできないのです。ほんとうは、そのすべては民衆のためのものであるはずなのに。悲しいことですが」
(これはよく知られた名言。その通り、というしかないですね)・・・・( )内の高橋源一郎さんのコメントまで含めて、まさに、その通り、というしかないです。悲しいですけど。 ただ、自治体議員をしていて思うのは、日本の政治の現場では、最初から「ほんとうはどのようなものなのか、なにが起こっているのか、その本質はなんなのかを」理解させようとしていない、のだと感じます。「民衆を熱狂させ、支持させ」れば良い。支持させるために、美辞麗句を並べ、肝心なことをわかりにくく説明し、見えにくい場所で公表して伝えたことにして、順番を変えて制度を変えるので本当の変化が伝わらない、、、、最近では、誤解するような手の込んだキャンペーンと思しき現象まで出現するようになりました。 . . . 本文を読む