東調布中学校の複合化について、あらためて、経過を追いかけると、大田区が、いったん、A案にきめたあと、地域住民から学校施設複合化の前提条件は「教育環境の維持・向上」だから、第一の要望= 図書館建設をやめ校庭を広くする、よう求めていたことがわかります。大田区は、これを、併せての要望であるB案に変更することで、要望を受けたことにし、問題をすり替えたのです。
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住民に示した基本構想案
大田区は、次のように、A案B案C案の評価をつけ、B案を最高評価しています。
にもかかわらず、住民の要望は、図書館建設をやめ校庭を広くすることだったのに、
図書館建設をやめずに、B案を選ぶことで、あたかも住民要望をかなえたかのように
したのです。
B案を選ぶべき高得点評価は、近隣への影響が◎なことですが、近隣から住環境が悪化したと
言われているのですから、もはやB案を選ぶ理由が無いのに、計画を進めているのです。
本来、すべき「基本構想・基本計画」の設計変更は行われたのでしょうか。
A案 B案 C案
新校舎改築 校庭環境 ◎ △ 〇
後の環境
教室環境 〇 △ △
体育館・プール環境 〇 〇 〇
近隣への影響 〇 ◎ ✕
工事中 全体工期 ◎ △ ✕
の環境
仮設校舎 〇 △ ◎
グラウンドの有無
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◎2 ◎1 ◎1
〇4 〇1 〇2
△0 △4 △1
✕2
・住民からの要望は 図書館建設をやめ校庭を広くすることなのに、図書館を残し、校庭は広くならない
・B案で議会報告し、B案でポスティング、アンケートしている
地元住民からの要望要旨
1.A案、B案、双方に段同社はいるが、B案が主流
2.図書館建設容認に至っていない
学校施設に関する複合化の考え方の前提条件は「教育環境の維持・向上」です。
図書館建設を止めてその敷地部分に校舎を移動し、校庭を広くする