大田区議会議員 奈須りえ  フェアな民主主義を大田区から!

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お金を払わないと居られない、生きられない社会に

2022年04月04日 | ├財政・金融
空を飛ぶ鳥は、お金が無くても生きていますが、私たちは、お金が無くなると、途端に生きていけなくなります。生きることが消費になってしまっているからです。食べることも、住むコトにも、水を飲むにもお金がかかります。そのうち、空気を吸うにもお金がかかるようになる?と心配になりますが、平成15年2003年に建築基準法が改正されて、シックハウスの対策の一つとして24時間換気システムの設置が義務づけられています。これなども、住まいの換気にコストがかかりますから、ある意味空気を吸うのにもお金がかかるとみることが出来るかもしれません。野山や海の幸を食べ生きていた時代と長い時間をかけてではありますが、気が付くと、私たちは一文無しでは生きていけない社会にいます。  さらに、民営化で、公共の場においても、お金が必要になってきています。大田区の区民利用施設の使用料が、この4月から値上げされました。公園に作られる施設は、使用料を払わないと使えないところが増えています。せせらぎ公園のクラブハウスは、無料で、誰もがお弁当と飲み物をもって利用できる空間がありましたが、せせらぎ館では、 飲食のスペースは、なくなりました。コロナで仕方ないと思ったら、お金を払えば、飲食施設は使えます。区民の財産で、事業者がお金儲けのために飲食させるのは許しますが、区民がお弁当持って食べるのは禁止するというのは、理屈に合わないと思います。 . . . 本文を読む