コロナの心配の陰で、大切なことが次々と変わっていきます。
まさに、国家戦略特区で有識者が望んでいた「火事場」に(通常では変えられないことを)変えればよい、を実践しているかのようです。
新飛行ルートが始まりましたが、国と大田区との覚書から「神奈川都心北上ルートを設定しない」をのぞきましたが、当初、次のようなルートを示していたことを思い出しました。
国はさらなるルート拡大で、このルートも視野に入れているかもしれません。
あるいは、
●石油コンビナート上空飛行
●3.5度の降下角度
など極めて危険な飛行を示し、それと引き換えに(引き換えはあり得ず、都心低空飛行中止が本来ですが)、横田の空域を日米オープンスカイで航空業界に開放し、首都圏の空を縦横無尽に経済効率性などから求められる最も効率的なルートで飛ばそうとしているように思えて心配です。
羽田空港飛行ルート変更は、当初、添付のような提案をしていました。
B滑走路西向き離陸には、二種類あったのです。
①石油コンビナート上空飛行と、
②点線のいったん川崎市に入り、田園調布のあたりから北上するルートです
大田区との文書で、
「神奈川都心北上ルートは行わない」
の文言が抜けると、この点線ルートが復活する恐れが
あります。
今となっては、川崎石油コンビナート上空より安全、
だからこちらにしよう、となってしまう可能性もあり、
そもそも、都心低空を飛ばすべきではないと主張している
ものとしては、非常に悩ましく思います。
川崎市長と大田区長が一緒に国交省に要望書を提出したそうです。
大田区長は、川崎市長とともに、この点線ルートを要望するのでしょうか。
https://www.townnews.co.jp/0206/2020/04/03/523470.html
もう一点気になるのが、以下の、C滑走路北向き離陸の航路を、北側=住宅地側
に寄せたことです。
D滑走路離陸便との距離をとることが目的だと指摘されていますが、次の
AC滑走路北からの着陸をみれば、極めて近距離で着陸していることがわかり
本当に、離陸機、着陸機の間隔を十分確保しようとしているのか疑問です。
AC滑走路北からの着陸は、極めて近距離です。
高さは少し変えてはいるそうですが、高度を変えると言うことは、着陸角度にも
影響しますから限界があると思います。
本当に、離陸機、着陸機の間隔を十分確保しようとしているのか疑問です。
以下は、当初の提案です。