流山市に住む友人から流山市議会では、陳情を出すと、陳情者が5分くらい説明ができると聞きました。
意見陳述というのですが、大田区議会では、未だに許されていません。
この流山市議会に、今回、放射線対策の陳情を出したそうです。今回の説明は幼いお子さんが二人いるお母さんが立つ予定。
ところが仕事を持っていて午前中は大切な予定があってどうしても動かせない。
で午後からにしてほしいとお願いしたのだそうです。
議会でも陳情の説明のために委員会の時間をずらしたことがなかったそうですが、通常午前10時のところ、午後に2時からになったそうです。
友人は、
「仕事を持っている人が議会で証言するというのは、議会という場もあるのでむやみに時間を変えろとは言いません。でも、どうしてもの時に、柔軟に対応してくれた流山市議会は市民のために聞く耳を持っていると思いました。」
と言っていました。
そのうえ、反論もできると聞いていましたが、「公式な場では」反論できないと流山市議会議員からご指摘いただきました。
非公式の場での、事前協議ができると聞いていたので、その場での反論なのかも知れません。確認してみようと思います。
この話をしていたら、二宮市議会では、陳情説明者のある案件を先に、9:30か1:30に設定し
陳情者に合わせて、審議をしていることもわかりました。
大田区議会では、マンション紛争の陳情を議会で受け付けないという、不名誉で「有名」ですが、こうした先進事例をみならって欲しいものです。
一人会派を除いて話しあうとしている「議会改革」ですが、大田・生活者ネットワークとして文書では出しておきましたので、忘れずに前向きに検討していただければ、近い将来、大田区においても陳情審査の際に、提出者が意見陳述できるようになりますね。
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想像するに、表面的な議論しかされていないか、陳情者から意見を聞く機会があった議員が代弁をするような形で行われているのかと思います。
その結果、先の都市環境委員会における放射能の陳情のように、陳情そのものの内容ではなく、何党の議員がその陳情に肩入れしているかによって、審議の結果が左右されるなどという
理不尽なことになっているのではないでしょうか?
誰のための何のための陳情なのかを今一度考えて頂きたいと思います。